【自己紹介】

1993年の肌寒い日、難産の末に誕生🎂

お産にかかった時間は20時間だそうです(どんだけ出たくなかったんだろう)


名家育ちの母と貧乏な父が結婚を認めてもらえず、駆け落ちの末に生まれた子だったため、誰にも誕生が喜ばれない子どもでした。

出だしから苦しい人生の始まりで泣けてくるな…

そのせいか親戚一同からは冷遇され、今思えば虐待紛いのこともたくさんされてきた気がします……(私のご飯だけ殺虫剤入ってたりね)


両親の躾が厳しかったこともあり、規律正しい子どもでしたがルールや常識を重視する性格から、小学校では嫌われ、一時不登校に。

10歳の頃に初めて自傷行為をして、それまでにないほどの解放感を味わってしまったことが、人生を大きく変えていくことになりました。


地元の中学に進学したくなかったので、中学受験をして私立の中高一貫校へ進学。

勉強が難しすぎて落ちこぼれ、友達ができるどころか自傷行為が原因でいじめられるようになり、ここでも地獄を見ました。


高校時代に、なんだか頭が壊れそうなほどこの世から去りたい欲望に駆られ、勇気をだして親に「私の心が壊れそうなので精神科に行きたい」と言うも、父親に「学校も私立行ってどこまで金かけさせたら気が済むの?」と言われ断念。

自傷行為が進行していき、もう半袖は着ることができないほどになっていきました。


大学に進学してひとり暮らしをはじめ、ここで人生で初めて「友達」ができ、楽しいと心から感じられるようになりました。

自傷行為は少しずつ収まり、普通の人と変わらない生活を送れました。

人生で最も幸福な時間を過ごしたと思います。


社会人1年目で、先輩社員がした悪い行為(着服)を自分がやったことにされ、始末書を書かされた挙句左遷されました。

うちの会社は「女は結婚したらやめる」という考えが根深かったので、魔が差した先輩を支店長が庇いたかったらしいです。

ここからまた心を壊し、自傷行為がエスカレートしていきました。

左遷先はゆるかった(閑職ともいう)のでふんわりまったり仕事をしていましたが、同期がどんどん成果を残し昇給していく中、自分は昇給の機会がない(不祥事を起こしたことになってる)ので、焦りを感じてますます孤独感を募らせていました。

そして、ある日高校時代の時と同じようにこの世から去りたい欲望が膨れ上がったので、精神科へ駆け込みました。

自分のお金で。(⟵ここ大事ね)

様々な質問や検査を受け、双極性障害と診断され、服薬を余儀なくされる生活が始まりました。

なんだかんだで3年半勤めた会社を退職し、別の仕事を始めるも月にお休みが2日あればいいほどの激務でますます具合を悪くしてしまい、1年で退職。(求人票に騙された)

その後3ヶ月ほどのらりくらりと実家でだらけて、このままじゃダメだと思い、新しい仕事を見つけてひとり暮らしを始めました。


新しい仕事では、直属の上司がうつ病経験者ということもあり、温かく指導していただけて、自己肯定感が少しづつ芽生えてきて、幸せな日を送れるようになりました。 

自傷行為も少しづつ治まったのですが、なぜか嘔吐癖だけは治まりませんでした。

でも、「それも運命」と受け入れ、通院を続けながら穏やかに仕事をしてました。

しかし、ある時配置転換でまったく関わったことのない人が上司になり、しかも部署がその上司と私だけという状態に。

その上司は、精神疾患には理解がなく、むしろ私に対して「人のせいにして生きているからそうなる」などと平気で言う人だったので、私の心は再び蝕まれていきました。

長時間労働、長距離運転の疲労も溜まっていき、少しづつ希死念慮が強まり、主治医に薬を変更してもらうなどして必死にあがきました。


ある日、上司に頼まれた仕事を指示通りにこなし、ミスなく終えた(クライアントに引き渡せる状態になってました)にも関わらず、「センスないやり方」「俺なら15分でやれる」と言われ、突然頭に血が上り、データベースを初期化する事件を起こす。

泣き叫びながら「14年やってるアンタと1年半の私じゃかかる時間違うに決まってる!!」「文句があるなら自分でやれ!わたしに頼むな!」と言って初期化を押してデータを全部ふっ飛ばしました。

私がミスしてクライアントに渡せないなら指摘されても納得できました。

それに私は独学で習得したので、上司よりは知識も浅いと思います。

でも、こころの余裕が既になく、眠る事食べる事すらままならなくなっていた私にはそこまで自制することができなくなっていました。

そして、私はその日から2週間の休職を決めました。


どう考えても社会不適合者なのですが、生まれてしまったからには生きねばならぬ、そういうことなのです。。。


さて、私の歴史はこんなところです。

細かいことはおいおいの記事で書けたらいいなあと思います。



横田 萌花