嵐の夜に | moka style*    

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ベランダガーデン・フラワーアレンジメント・DIY・手芸・雑貨収集etc
自分時間を楽しみながら・・・日々の出来事を綴っています。

2月に こんな記事を書いていました…
日記のつもりで…

大往生だったし 冷静な気持ちでいたけど
記事をアップする気持ちには なれませんでした
 
桜の季節になり…
なんだか とっても 恋しくて 恋しくて
無性に 会いたくなってしまって…
幼い頃の自分に戻ってしまったみたいに
ふいに 止めどなく 涙が溢れます

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2月14日  早朝
私の 97歳になる 祖母が逝きました

春一番が吹いた 嵐の夜

大正生まれ
関東大震災   戦争  3.11地震
いくつもの 苦難を乗り越え 
生ききった 97年
波乱万丈の人生を 思い起こさせるような
嵐の夜を選んで 祖母は旅立ちました

私が 生まれてから 嫁ぐまで 
実家で一緒に暮らした おばぁちゃん
初孫 内孫だった私を 本当によく可愛がってくれました

晩年は 持病の喘息が酷くなったこともあり
茨城の叔父のところで 過ごしていたので
なかなか 会えなくなってしまって…

この春には
セブンやタロウの顔を見せに行くつもりでいたのに…

先日 親族だけで 葬儀を済ませたあと
帰路の途中 鹿島神宮に立ち寄り
武道御守を セブンとタロウに…

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ひぃおばぁちゃんに 守って貰えてる気持ちで
一層 剣道の稽古に励むとのこと
2人共 胴の内側に 御守を付けました

とても穏やかな表情で 眠るように逝った祖母
苦しむことなく…  本当に良かった

おばぁちゃんは
とっても 手先が器用で
子供の頃には 着物を縫ってくれたり
編み物も上手だった…

茨城に行ってからは 
ビーズで 何かを作っては 送ってくれた
短歌や俳句を 詠むのも好きだった…

子供の頃 母に叱られて
おばぁちゃんの部屋へ 逃げ込むと
何も聞かずに ミルクたっぷりのカフェオレを入れてくれた
小さいイチゴの絵が たくさん描かれた 
ちょっと大きめのカップ…
それを 一杯 飲みほすと
お母さんに ごめんなさい って
言いに行けたんだ…

いつも 優しく見守ってくれた
おばぁちゃん

ありがとう 
おばぁちゃん

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おばぁちゃ~ん
桜 見えてる?
会いたいよ… すごく。