ニューヨークは安全か、
否か、
その答えは視点にある
そう、Depend on.... なのだ。
なんのこっちゃ、と思うかもしれないけどここ最近はそんなことをよく考えている。
日本にずっと住んでいて海外に触れることが少ない人にとって
海外で起きていることはほぼ耳に入っていないといってよい。
それは日本のメディアのコントロールなのか、
人々の興味がそもそも外に向けられていないのか。
少しアンテナをはると情報量はぐっと増えるが
日本での日々の生活にとっての重要性は高くない、というか知らなくても全く普段の生活に支障はないからアンテナははられることはない。
日本の外からみるとそれがとってもよくわかる。
毎日の芸能人に関するワイドショーや国内の事故、突発的に起こった国内のセンセーショナルな事件でテレビは持ち切り。
でもそれはきっとずっと日本にいる生活をしている限りは問題ないことなんだと思う。
ただ、少しだけグローバルな目線を持ってみると
一気に政治や歴史、今起きている戦争のバックグラウンドなんかの話にはついていけないという事実を知ることになる。
もちろん私の無知さが前提ではあっても他の国の人に比べると日本人全般に言えることだと思う。
それが、治安の話になった時にも感じたので今日はこの話を自分に向けてしている。
NYは安全か、否か。
最近知り合ったコロンビア人はNYはとても安全で統制が取れているという
アルメニアから移民したロシア人は安全ではないが戦争がないので特に危険とも思わないという
NY生まれのユダヤ系アメリカ人はコロナ前に比べると悪くなったが心配する必要はないという
お金持ちの家に生まれたフランス人はとてつもなく危険な街だという
日本人は治安が悪いにきまっているとおもっている
私はどう思う?
たぶん、体で本物の「危険」という体験をしたことがない日本人にとって
そもそも危険がどこに潜んでいるのかを想像もできていないんじゃないんだろうか。
きっとそれは、人から聞いてもなんだかぴんと来なく、
何かしらの実体験をしていって「あ、ここは危険だな」とか「この場面は避けた方がいいな」というのを体が学ぶんだと思う。
でも、それはきっと日本に住んでいる限りは一生知らなくていいんだろうな。
そして、私は学んでいかなきゃいけないんだろうな。。。