この時にブログにも書きましたがチケット戦争に無事に勝利して浅田真央サンクスツアー観に行ってきました。

 

小さい子供から車いすのお年よりまで。

皆が真央ちゃんの事が好きで真央ちゃんに会いに来たって言う気持ちが伝わるんですよね。

なんか客層を観るだけで涙がでそうな位(笑)

 

全16演目位ですべて素晴らしかったのですがやはり茶の間の素人でもそして日本人ならたぶんほとんどの人が観たのではないかと思う3つのプログラム

 

真央ちゃんの「蝶々夫人」

 

演技構成衣装は違うけど勘弁してくれ・・・
感情が追い付かない
真っ白な着物のような美しい蝶々の刺繍が施された衣装をまとった真央ちゃんが演じる蝶々夫人は蝶々と言うよりも羽を大きく広げて解き放たれた白い鳥のようだった。
 

そしてキムヨナと死闘?を繰り広げたバンクーバーオリンピックのプログラム「鐘」

無良崇人さんが真央ちゃんの衣装の男性版で現れて演じもう心臓を鷲摑みにされて感動で放心状態になりました。

 

そしてなんとなんと!!!!!

ソチオリンピックのあの「ラフマニノフピアノ協奏曲第2番」

男性スケーターがそれぞれ少しずつ演技を繋いでいき真央ちゃんがほぼあの衣装で登場

心臓が止まるかと思った。

いやたぶん止まったはず。
 
何度観ても泣ける

 

なんていうか今までみたアイスショーとはぜんぜん違ったー

真央ちゃん自身が出演者をオーディションから選んで演出や構成も手掛けたとの事で真央ちゃんの人柄がとても溢れ出てる素敵なショーでした。

 

真央ちゃんが過去にオリンピックや世界選手権で滑った曲、仮面舞踏会、鐘、蝶々夫人、ラフマニノフピアノ協奏曲などがかかるとあの時にタイムスリップしちゃうんですよ。

多分観客皆そうだったと思う。

悔しさと喜びと感動と切なさが入り混じった気持ちを約2千人が共有するって凄くないですか?

 

そしてチケットが安い!

観劇ヲタクなので普段自分が観に行く舞台と比べたら演者や内容からしても本当に良いの?って思ったくらいです。

一番良い席でも7500円て無良崇人さんや今井遥さんなどのトップスケーターもソロとしてアンサンブルとして素晴らしい演技を魅せて滑りまくってるのに・・・

 

きっと家族みんなで来て欲しいって言う真央ちゃんの気持ちなのかなぁと察したり。

リンクも狭くしてあえて会場を小さく作って演者と観客の間にフェンスなども設けずにほんとに近いんですよ。

真央ちゃんが何度も何度も目の前に来てくれてそしてにっこりと笑ってくれる。

ほんとうにしっかりとお顔を客席に向けて皆と目を合わせてくれるんですよ。

 

アイスショーにありがちなトップスケーターの「さあ!私の滑りをご覧なさい」って言う大げさな演出も、そして「え?これだけなの?これで終わりなの?」って肩透かしを食らう事もなく真央ちゃん冒頭から最後まで6割強くらい演技してくれたし無良さんに関しては9割くらい滑ってたんじゃないかな?

 

全国の皆さんに感謝の気持ちを届けたいと言うまさにThanks tourと言う名前にふさわしいショーでした。

 

一緒に行った友人が真央ちゃんと言えばバンクーバーから引退までの選手時代は悔しそうだったり辛そうだったりプレッシャーに押しつぶされそうだったりと苦しそうな顔しか思い浮かばなかったんだけどあんなに笑顔で楽しそうにスケートしてる姿見て今日で自分の中の真央ちゃんの顔が上書きされたって言ってました。

 

私たちは運よく一番前の席で氷の上にカーペットのようなものが敷いてあるその上にパイプ椅子が置かれた席だったんですけどひざ掛け、手袋、ダウンコートは持って行ったけど足元だけはスニーカーだったんです。

最後の方は足の指が大げさに言うと凍傷になりそうなくらい冷たくなってしまったので、もしこの記事を目にしてこれから観に行かれる方は足元の防寒対策もしっかりした方が良いかもです。