大好きな
富麗華に行ってきました
巨大地震から2週間後だったこの日、金曜と言えど
お席は半分程度しか埋まっていませんでした。
中国人スタッフが本国に帰ってしまったこと。
そのために作れないお料理があること。
食材の関係で出せないお料理もあること。
サービススタッフが揃わず、姉妹店から掻き集めての
営業になること。
事前にすべて伺っていましたが、大好きなお店だからこそ
こういう機会に伺うのも何かのご縁と思い、伺うことにしました。
小龍包やピータン豆腐(こちらで初めていただきました)、
牛肉と青菜の炒め物など、気持ちいつもより品数は押さえつつ、
それでも美味しく、楽しくいただきました。
人が少ないからなのか、大好きな二胡の演奏も、いつもより
大きく感じました。 空いているのに、それでもちゃんと
2人体制で演奏してくださったことに感動、そして感謝
1つだけ残念だったのは、私達が大好きな
鳩肉のレタス包みができなかったため
無理を承知で違うお肉でお願いしたところ、あまりにも
似て否なるものが登場したこと。
・・・さすがにちょっとガッカリしてしまいました![]()
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でも、こんな状況で食事ができるだけでも、本当に贅沢な
ことなんですよね。ワガママを言っているときではない、
むしろ感謝しなければと自分達を律しました。
この日は18時過ぎにお店に着き、22時ぐらいまで
いたのですが、帰る頃は残り2組になっていました。
みんな足早にお店を後にしていて、少し淋しい気持ちも。
いつもとまったく違うお店に来た気分でしたが、
ぎこちないけれど緊張しつつも一生懸命サービスして
くださる面識のないスタッフの方の笑顔に、とても癒されました。
また落ち着いたら来ようね、と言い合いながら、
なぜか言いようもない、しみじみとした穏やかな
気持ちでお店を後にしました。
最近、家族揃って食卓を囲めること、
大好きな人と向かい合い、他愛もない話で笑い、
穏やかな時間を過ごせること、そんな些細なことが
本当に尊いものであることを実感しています。
大好きな外食も。
外食することで得る喜びは以前から感じていましたが、
また違う喜びを見つけたような気がします。
それは、感謝という言葉と共に、私の心に刻まれました![]()