ある日の休日。
ずいぶん前からこちらのフレンチ
を予約していたのですが、
日程が近づけば近づくほど、なぜか全然ウキウキしてこない・・・![]()
とうとう前の週にキャンセルしちゃいました![]()
さて、それなら何が気分だったかとぃぅと・・・和食
以前まろさんがブログで、『春になると綺麗な和食が食べたくなる。』
とおっしゃっていましたが、まさに私もそんな気持ちでした![]()
銀座駅から徒歩3分。
ミシュラン☆☆の天ぷら屋さん、『七丁目 京星』の
1フロア下とぃぅご立派なところにOPEN
して弱冠7ヶ月とぃぅ
銀座『朱雀』へランチに行ってきました![]()
カウンター10席ほどと、個室が2つ(?)の全19席。
まだ新しい店内は、清潔感がありほど良い明るさが心地ぃぃ![]()
店主の山西和文さんは32歳。
銀座『うち山』や赤坂『津やま』で修行された後、独立。
銀座にお店を出した理由を2つ教えて下さいました。
1つは『やっぱり出すなら銀座で』と思ったから。
そしてもう1つは、『失敗しても銀座なら言い訳になるから。』(笑)
やはりこの世界で『銀座』は憧れの地
であると同時に、
色々な意味で難関エリアなのだな~と感じました。
さて、コースは5,000円/8,000円/10,000円の3コース。
和食
初心者なので5,000円のコースにトライしましたよ~![]()
まずは雲丹の茶碗蒸し
シンプルに具は雲丹のみです。
中には卵と一緒に蒸された雲丹。とろりとした餡の上には
新鮮な雲丹がオレンジ色に輝いていました![]()
雲丹の甘味は強くなく、あくまでも卵が主役といったところ。
ふんわりとした優しい味が体を温めます![]()
続いては焼いた胡麻豆腐
わらび粉とくず粉で作られた胡麻豆腐は、人気メニューみたい![]()
表面にカリッとついた焦げ目が香ばしい
お箸を入れると中はとろ~りとした柔らかい食感。
弾力はなく、流れ出そうで出ない絶妙の柔らかさ。下に敷かれた
甘味のある胡麻ダレと合わせていただきます、最高
!
あさりの真丈のお椀
真丈と言えば海老
ですが、こちらの真丈はあさり。
ふわふわとした真丈のどこにお箸を入れても顔を出すあさりは
斬新な光景でした・・・
でもさすがにお出汁はぃぃ味出してる!
決して味が濃いとぃぅわけではないのですが、ぎゅっと身が引き締まる
お味
一緒に入っていたわらびに、春を感じました![]()
続いてはお造り![]()
クエ、イカ、まぐろなど5種類ほどが一口サイズで出てきます。
白身はかぼすで、赤身はお醤油でいただきました。
紫蘇で巻いたり、キュウリやおネギの千切りにかぼすをかけて
サラダ代わりにいただいたり、小さなお皿で存分に楽しめました![]()
別のお皿に蛍烏賊も出たのですが、大好きな食材の
はずなのに記憶が・・・遠い・・・![]()
焼き物はクエ
店名と同じ『朱雀』がデザインされた派手なお皿に盛り付けられた
クエは、シンプルに添えられた1本の煮セロリと一緒に![]()
残念ながら私はまだ『焼き魚の美味しさ』は理解できません![]()
でも、程よいボリュームだったので美味しくいただきました
『お魚って美味しい』と心底思えるように、早くオトナになりたいな・・・。
ふ~![]()
それにしても和食
初心者な私。
鼻にツン!と抜けるワサビとカラシが未だに克服できません
そんな私に呆れ顔(?)の優しいご主人が、克服法を
ご教授くださいました。
鼻に匂いが抜けそうになったら
鼻から息を吸って、口から出す!
次のお料理でそれを試してみました。
豚の角煮withカラシ
角煮にはカラシが絶対に合うと言う周囲。
チャレンジングなことにカラシをかなりたっぷり目に塗って、
いざ、お口の中へ・・・![]()
うぅぅぅ・・・舌に触れる、あの辛味![]()
味覚は舌の先端で感じると言いますが、まさにその先端に
乗せてしまったものだから、ビリビリと舌が痺れます![]()
言われた通りに鼻で息を吸って・・・さぁ!って角煮が熱すぎて![]()
思わず口が開いちゃいました(笑)!!!
口から辛味を吐き出すどころか息吸っちゃいましたよ(笑)!
せっかく教えていただいた克服法でしたが、頭で考えるほど
うまくいかず、私のワサビ&カラシ克服は、持ち越しとなりました
さて、〆のお食事は土鍋で炊いたご飯です![]()
こちらの定番メニュー、『鯛茶漬け』でいただきます![]()
実は私、人生で『お茶漬け』を食べたことが1度か2度しか
ありません。記憶すらありませんが、たぶん食べたことはある。
これまた正式な食べ方がわからず、ご主人をはじめ、周囲の
アドバイスを聞きながら、初
鯛茶漬けに挑戦です![]()
胡麻ダレに漬かった鯛をご飯にたっぷりと乗せて、
刻み海苔を散らしたら、温かいお茶を注ぎいれて・・・![]()
なんだか自分が外国人
にでもなった気分でした(笑)
それにしても『鯛茶漬け』ってこんなに美味しかったんですね
!
胡麻ダレのお味が濃いので、結構お茶を入れてもちょうどぃぃ感じ。
こうやって食べたらご飯がどんどん進みそうです![]()
一緒に出されたお新香も美味しいし、セロリを胡麻油で炒めて
お出汁とお醤油、みりんで味をつけたとぃぅお漬物???が
とっても美味しくて、自宅でも作ってみようかな?と思うほど![]()
茗荷を薄くスライスしたものに、蕗の薹のお漬物を乗せたものなど、
最後にちょこちょことした小さなお皿がたくさん出てきて、目の前の
お盆がいっぱいになってとっても華やか![]()
大会のフィナーレにどどん!と打ち上げられる花火のようでした
デザートは2種類。
1つは苺とキウイに白ワインのジュレをかけたもの。
ほんのり甘いジュレが甘い苺とぴったり![]()
もう1つは豆乳のブランマンジェ![]()
こちらは桜の葉を漬け込んだ豆乳で作ったとのことで、
食べてみると桜餅の味が・・・
!!これはかなり美味しい!
たった5,000円でこれほどの満足度が得られるなんて![]()
和食
初心者の私にはぴったりのお店と出会えて大満足です。
『またお勉強しに来てぃぃですか?』と伺ったら
『僕でよかったらいつでも
』と嬉しいお返事が・・・![]()
2010年はこちらで四季折々の和食をお勉強させていただきます![]()