12月まで担当していた役員さんが、遅ればせながら私たち
新旧秘書の歓送迎会
を開催してくださることになりました。
僭越ながらリクエストしたのが今回のお店、『龍水楼
』![]()
以前、会食
で使ったお店のカードを1枚1枚見せながら
どんなお店だったかを説明してくださったことがあったのですが、
そのとき妙に気になって密かにメモ
していたお店でした。
当日まで知らなかったのですが、なんとそのお店は役員さんが
20年以上前から何十回と使っている超!ご贔屓のお店だそう。
このお店をリクエストされたときはかなりご満悦だったそうです
ちなみに私がこちらをリクエストしたのは、もちろん行きたかったから
ですが、それ以上にディープな立地とあまり綺麗とはいえない雰囲気に、
『これは誰かを誘って行けるお店じゃないな・・・』と思っていたから(笑)
そんな本音もありますが役員さんもお喜びとあらば結果オーライ!
グッジョブ、私!ってところです(笑)![]()
・・・さて、丸の内からブィーン
と1メーターで到着。
着いたお店は古いビルの1階&2階でどちらも30席ずつ。
思っていたよりは綺麗でしたが(←くどい)、やっぱり古めかしい!
ミドリ色の布屋根に大きな文字でドーンと『龍水楼』(笑)。
店内の様子は・・・こんな感じ![]()
『ザ・中華
』と言わんばかりの赤色をした円卓(笑)!
なんだかもぅテンション上がりっぱなしです(笑)!!
白いエプロンならぬ『お前掛け』をした『お母さん』がおしぼりを
持ってきてくれて嬉しそうにおもてなししてくださいます![]()
ぃぃな~~こぅいぅ感じ
!
さて、8人全員が揃ったところでお料理がどんどん運ばれてきます。
事前予約必須のコースの始まりです![]()
まずは前菜。
すべて大皿でピータン、金針菜の炒め物、砂肝とスライスしたレモン、
海老の揚げ物が運ばれてきました。
すべてソツなく美味しい!
こういうのは老酒
片手にどんどんいただくのが鉄則です![]()
運ぶ方もかなりテキパキスピーディーで、お皿にほんのちょっと
余っていようものならお母さんがお皿にどんどん取り分けます(笑)
そして続くはこちらの名物、『シュワンヤンロウ』が登場![]()
シュワンヤンロウは仔羊のしゃぶしゃぶ![]()
生後1歳にも満たない仔羊だけを使った、まったく臭みのない
は、マトンの臭みが苦手な方でも大丈夫![]()
さて、このお料理が登場すると同時にご主人も登場。
こちらのご主人による講釈も名物の1つなんです![]()
何十年もの間お客様相手に語ってきたとぃぅシュワンヤンロウと
後述のデザートの説明は、歴史から何から時にユーモアを交えながら
巧みな話術で私たちを惹きこみます。
シチュエーションに応じて講釈も長いバージョン短いバージョン
あるそうで(笑) このご主人が学校の先生だったらもう少し私も
成績が良かったような気がします(笑)![]()
さて、目の前に登場した巨大なお鍋。
煙突のような中心部には本物の炭が使われているのだそう。
圧巻はこちら、10種類(うち1種類は箸休め)の薬味![]()
タレのベースはお醤油とお酢。
そこにこちらの10種類、豆板醤、ニンニク、生姜、
豆腐よう、胡麻ダレ、パクチー、胡麻油、老酒、
ネギを自分の好みに合わせてオリジナルのタレを作るんです!
これが何とも楽しくって
!!
私はパクチーと胡麻ダレを大量に投入しましたが、ネギ好きな人、
激辛が好きな人など好みもさまざま(笑)
でもご主人もおっしゃっていましたが、最終的には全種類入れて
食べるのが1番美味しかったです![]()
箸休めのニンニク蜂蜜漬も見た目も強烈、そして香りも
かなり強烈ですが後を引く美味しさ
周りの方にはご迷惑ですがご容赦を・・・(笑)
お肉は1人前16枚。
1皿に4枚ずつ乗っていて1皿終わるごとに『わんこそば』形式で
お母さんがどんどんお皿を重ねてくれます。
なんだか慌しくもあるこのお鍋![]()
あっとぃぅ間に食べ終わり、キノコや白菜などのお野菜類が
お鍋に投入されます
お野菜の後は中華麺![]()
さらに仔羊肉の入った水餃子まで出てお腹いっぱい!
仔羊の旨味がたっぷり溶け込んだスープに絡めていただく
お野菜、中華麺、水餃子、すべて最高です
!
そしてお次は待ちに待った幻のデザート、
三不粘(サンプチャン)![]()
三不粘の意味は、
1.歯につかない
2.箸につかない
3.皿につかない
写真の通りネバネバしているのに本当にお箸にもお皿にも
くっつかず、お箸で綺麗に人数分に切り分けて下さるご主人。
卵、砂糖、ラードを使って作るデザートは、なんだか良く
わからないんだけど後を引く美味しさが本当に不思議
『なんだろ?なんだろ?』なんて思いながら食べているうちに
食べ終わってしまって『もっと食べたい』気持ちになる魅惑の1品。
こちらのデザート、本当に作るのが難しいそうで、日本でも
本場の中国でも作れる人はわずか数人とか。
最後に『本当の』杏仁豆腐をいただきました。
普通は牛乳で作ってしまう杏仁豆腐。こちらでは『杏』の
『仁』、つまり杏の中心部分を使って丁寧に作った杏仁豆腐。
杏仁豆腐が大の苦手な私でもペロリといただくことができました。
なんだか不思議な気分・・・。
お店ペースで食べては飲み、食べては飲み、繰り返していたら
6時スタートで終わってみればなんと8時前
(笑)
良い子にぴったりの会となりました![]()
大人数でディープな夜を過ごしたい時にぴったりのお店![]()
楽しい時間を過ごして大満足。感謝です![]()
(※画像はすべてHPからお借りしました)


