以前から気になっていたイベント『CHEF-1 ナイト
』に参加しました
ザベットラの落合シェフ、リストランテヒロの山田シェフなどが中心となり、
毎回様々なジャンルのシェフ・パティシエとコラボして一夜だけの
メニューを提供する、スペシャルなイベントです。
月1の割合で開催されるこのイベント。通常は青山リビエラでの
開催とのことですが、この日は『プレミアム』と題して、
ホテルニューオータニにて華やかに行われました
私達の席はステージの目の前
熱気、香り、そしてシェフのワザを目の前で見られる特等席でした
さて、オープニング。
一夜だけのメンバーが一同に集結
会場がオータニとあって、主たるゲストメンバーはオータニから。
(左から)ホテルニューオータニのシェフパティシエ Richard Ledu氏。
フォション、ラデュレ時代からピエールエルメ氏の片腕として仕事を
共にしてきた人物。シャイなのか口数が少なく、でも日本語が堪能!
オータニ内の上海料理店、『Taikan En』料理長 黒岩利夫氏。
『トゥールダルジャン』スーシェフ 西口章二氏。
東京店の開業以来いらっしゃる方だそうで、笑顔が魅力的
先日ソロモン流にもご出演の、ご存知シェフパティシエの
中島眞介氏。
続いてお馴染み『ラベットラ』の落合シェフ。
今回のビッグゲスト、『京都吉兆』の料理長、徳岡邦夫氏。
『リストランテヒロ』の山田シェフ。
旬のシェフとぃぅより、この世界の大御所と言ったラインナップ。
お値段もあると思いますが客層は予想以上に年齢層高め。
協賛会社の方や、FA関係、お得意様が多いような印象を受けました。
つきじ田村の田村氏や、大阪ポンテヴェキオのシェフの姿も。
シェフはイベントの合間を縫って各テーブルを回り、ご挨拶。
名刺交換をしたり写真撮影に応じたり、昔からコツコツと作り上げた
人脈がこういったビッグイベントを可能にしているんだろうな~なんて
しみじみと思いながらじっと観察してる自分がいました(笑)
さて、それではこの日のお料理をご紹介しますね
あまり上手に撮れていませんが・・・
落合シェフ&山田シェフのコラボからスタート。
白子とポルチーニ2種類のフリット
中島シェフによる奥飛騨育ちのすっぽんのスープ
ほっこり温まりました リンゴと合わせたのもユニーク。
各お料理は担当シェフがステージで披露。
何しろ会場には300人もいるので、その裏の大厨房ではせっせと
裏方さん(?)達が作っているんだろうな~(笑)
ステージ上でも、お互いに盛り付けをお手伝いし合ったりするなど、
助け合う場面が見られて何とも楽しい
徳岡氏による焼き霜ロブスター
肝を燻製にしたソースがインパクト大
上に乗った生姜の辛味が効いていて美味しい
ジュレになった・・・なんでしたっけ?ポン酢??ともかく酸味が
あって、こちらと合わせていただくのも美味しかったな~
前菜は以上の3品。
続いてはヒロさんが巨大な何かを乗せた台車を引いて登場・・・
こちら、こだわりの卵を使って作った、超!巨大な野菜のオムレツ。
山田シェフと西口シェフの作ったミルフィーユオムレツに
合わせたのは黒岩シェフによる海老チリソース。
素人の私にはハワイで食べるオムレツの方が出来たてで
美味しかった・・・(笑) 冷めたオムレツはやっぱり厳しい
でも、続いての1品はかなり感激の1品。
左は落合シェフによる生雲丹のパスタ キャビア乗せ
これは本当に美味しかった~~!!
でもそれ以上に右側が私は特にお気に入り
TaikanEnの黒岩シェフによる焼きそば。
蟹玉子入り
ふかひれあんかけ焼きそばです
とろ~っとしたあんかけに、蟹の卵がふんだんに
少しカリッとなった部分もある麺もすごく美味しくて、感激でした
続いてお口直しのグラニテを担当するのはRichard氏。
胡桃リキュールのソルベ キャビアと共に
こちらは残念ながら一口、二口で断念
お口直しどころじゃないインパクトの強さに閉口。ごめんなさい
気を取り直してメインディッシュ。
こちらは徳岡氏によるフカヒレ茶碗蒸し
ワサビが苦手なので一瞬『どきっ』としましたが、よくよく見ると・・・
おネギさんでした この茶碗蒸しはか~な~り~絶品
!
ずっと食べていたくなる優しいお味
京都で徳岡さんのお料理を食べてみたい!と思った瞬間でした
メイン2品目はシェフ総出で盛り付け
ぃぃな~~こういう共同作業って
男らしさを感じる瞬間です、『共同作業』
そして目の前に運ばれてきたのは・・・
牛頬肉と京味噌のブリュレ 黒トリュフソース
祇園の黒七味
こちらは西口シェフが徳岡氏に対抗意識を燃やして(?)
作った一品。 牛頬肉に京味噌の甘さが良く合います
レンコンのしゃりしゃり感もぃぃ感じ
これだけだと『やわ』な感じですが、そこにピリリと効かせた
黒七味がパンチ効果を発揮! 美味しかった~~
デザートの前には恒例イベントがありました。
シェフ1対1の10分間お料理対決
毎回お題(食材)を使って10分間で調理し、その美味しさを
競うもの。今回は落合シェフと西口シェフの対決でした。
今回のお題は『タラバ蟹』
ハチマキをしめて戦うのが微笑ましい(笑)
判定を下すのは、会場から抽選で選ばれた5人の女性。
こちらは西口シェフの作品。
たった10分で2品も作ってしまうなんてすごいですよね。
判定の結果、西口シェフが勝利
シェフが作ったお料理をその場で試食できるなんて羨ましい~
私もいつか当選しますように・・・!
さてさて10分対決の後は、お待ちかねのデザートです。
Richard氏率いるこの3名によるデザート。手元のメニューには、
『ワサビとフルーツの創作デザート』
とあり、さらに解説では柚子を使った・・・などと言われ、意気消沈
正直、『和との融合』を謳ったものが大の苦手。
柚子を使った・・・と言われただけでアレルギーが出そう
さらに苦手なワサビを使ったなんて、もぅ絶体絶命(←大げさ!)
と思ったのですが・・・
これが意外にも美味しくてビックリ!!
テーブルの他のお客様も絶賛しきりでした
グレープフルーツのシャーベットにワサビが入っているのですが、
これが意外に合うんです
グリーンのキューブはワサビアイスなのですが、これも何とぃぅか
クッキーみたいなシャリシャリ感もあって、すごく美味しい!
あの苦手な鼻に抜ける感じが抑えられていたから食べられたのかな?
ともかくとっても美味しくいただいちゃいました
これは嬉しい誤算だったな~
ラストは中島氏による温泉饅頭?
これは正直何が言いたいのかよくわからず・・・少々残念な
〆となりましたがこれ以上のコメントは控えさせていただきます。
メニューを見てもおわかりの通り、色々なジャンルが混同していることも
あり、全体的なコース内容にストーリー性はなく、さらに次のお料理が
出るまでに時間がかかったりと、色々思うところは多々あったのですが、
シェフの奮闘ぶりを目の前で見られたり、とにかく貴重な経験が
たくさんできて、終始楽しいイベントでした
最後に徳岡さんと一緒にお写真を撮っていただきましたよ~
左は一緒に行ってくれたaoちゃん
お仕事忙しいのに駆けつけてくれてありがとーー
次回のイベントは通常バージョンで2月開催とのことですが、
3月は目黒雅叙園にて中華VSイタリアン
対決だそう。
中華大好きなのでもちろん伺う予定今から楽しみです