昨日はお休みをいただいて、ある講演会に参加してきました。


『元ファーストレディとして、ボランティアとして、

  世界を見つめるまなざし』 と題された講演会。


スピーカーは細川元首相夫人で、スペシャルオリンピックス(SO)の

名誉会長を務める細川佳代子さんキラキラ


        もじゃにゃあのごろごろ日記
           (画像はお借りしております)


佳代子さんは以前、当社にセミナーの講師として

いらしてくださったのですが、その巧みな話術と志の高さに

魅了され、その日のうちにすっかりファンに・・・ラブ目


以来、マイペースながら私もSOの活動に参加させていただいてますが、

最近はまったく参加できていないのが現状です汗


なんとぃぅか・・・

私の意志が弱いのか、継続的にこうやって刺激を受けないと

ボランティア活動を持続することができないんですね号泣


意志とぃぅより心が弱いと言った方がぃぃのかもしれません。


心に余裕があるときにしか、こういった活動に積極的に関与することが

できなくて・・・本当にまだまだ未熟な私。本当に情けないですあせる


今回はそんな償い(?)の気持ちを込めて申し込みました。

もう一度、佳代子さんの豊かな心に触れたくってラブラブ


今回の会場は銀座にあるミキモトアカデミー

山本侑貴子さん赤井勝さんなど、旬の講師をお招きして

日々魅力的なセミナーが開催されており、私もいつもパンフレットを

眺めては心惹かれていたのですが、何しろ平日開催なので

なかなかOLには参加が難しく、今回はお休みをいただいて

やっと参加が実現しましたニコ


真っ白な椅子の並んだ綺麗な会場は思ったより狭く、

おかげで講師の方と近い距離でお話を伺えるのが嬉しいにこ


平日のお昼間とあって主婦の方がたくさんいらっしゃいましたよ~


佳代子さんは鮮やかなグリーンのジャケットに大ぶりでキラキラした

黒いお花の素敵なブローチ。スカートは細かいティアードの黒タイト。

年相応で、でも流行もさりげなく意識した素敵な装いでした。

丁寧にセットされた御髪も知的で、とっても素敵流れ星


もちろん佳代子さんの魅力は外見だけではありませんパー


元々お話上手なのだと思いますが、数々の講演を通してより一層

磨きのかかった語り口調は、人を引き込むパワーがありますオーッ!


細川家のご先祖様のお話に始まり、この日のメイントピックである

SOの由来や活動内容をたくさんのエピソードを交えてご紹介。


大爆笑したかと思うと、涙が止まらなくなるようなお話も・・・涙

私も涙を必死にこらえましたが、たまらず泣いてしまう方が

たくさんいらっしゃるのを目の当たりにして、何度も涙を拭いました。


少人数だからか、会場全体が一体となって、時に楽しい気持ちに

なったり、感動したり・・・。温かい波が会場をふわりと包みますキラキラ


そんな会場の雰囲気が佳代子さんにも伝わったのか、

佳代子さんご自身が涙をこらえながらお話される場面もありました。


様々なお話が心に残りましたが、2つ印象的だったのは、

『誰も不幸になるためにうまれてくる人はいない』 とぃぅ言葉と、


『世界の医学がどんなに進歩しても、人口の2%は必ず知的障害を

持った子供が産まれてくる。それは、神様が私達に、周りの人への

優しさを忘れないために下さったプレゼントだから』 とぃぅ言葉です。


身体障害者のためのオリンピックがパラリンピックなら、

SOは、知的障害者のためのスポーツの祭典です。


知的障害者は精神障害とは決定的に違います。

佳代子さんのお言葉を借りるなら、精神障害は『お病気』であり、

知的障害は病気ではない。そして、知的障害は生まれつきのものなので、

治すとぃぅことはとても難しいのだそう。


だからといって社会から無視されることが決してあってはならないし、

なんとか彼らの輝ける場所を作りたい。


そんな気持ちを込めてアメリカで始まった活動を、佳代子さんは

熊本でたった1人で1からコツコツと広げていったのです。


もちろん、彼女の知名度やお人柄が彼女の活動を発展・継続させる

根源となっていることは否定できませんが、それでも20年以上も

この活動を継続されていることは、並大抵のことではありません。


本当に素晴らしいの一言です。


古希を目前に控えた佳代子さん。

でも、活動をセーブするどころか、やらなければならないことが

どんどん見つかってしまい、プライベートも犠牲にして日々

お忙しくしていらっしゃるのだそう・・・。


私も、佳代子さんのようにとまではいかなくても、私なりに何か

できることを見つけ、そしてまたそれを持続していかなければ

いけないと痛感しました。


ともすると自分の余裕のなさに甘えて、このような気持ちが

薄れがちなのですが、こういった機会に積極的に足を運び、

この日感じたことをいつも心の片隅に留めておきたいと思います。


佳代子さんにお会いするためにお休みを取って本当に良かった!

実り豊かな休日に感謝です。