昨日、お友達と観劇を楽しんでいた母は、お友達と別れた後の

帰り道、1人で駅の階段から落ちました。


以下、母の話です。


話によると、落ちたのは下りの階段の、たぶん残り2、3段。

気がつくと倒れていて、起き上がれなくなっていました。


すぐに近くにいた(たぶん母が転ぶところを目撃していた)

30代ぐらいの男性が駆けつけてきて、駅員さんを呼びに

行ってきますから、ここで休んでいて下さいと言われました。


男性が駅員さんを呼びに行った直後、今度は私ぐらいの

年齢の女性の2人組が母のところにやってきて、駅員さんが

来るまで、ここで一緒に待ちましょうと言って下さいました。


しばらくして小笠原さんという駅員さんが駆けつけて下さったので、

母は駅員さんを呼びに行ってくれた男性と女性2人組に、

これ以上お引止めするのは申し訳ないので、

どうぞもう行ってください。と言い、御礼を言いました。


もう電車に乗って帰ることはできないのでタクシーに乗ろうと

思いましたが、タクシーに乗るためには、もう一度落ちた階段を

上らなければなりませんでした。


でも、駅員さんがかなりの力で肩を支え、母を押し上げてくれて、

さらにタクシーを呼び、タクシーの運転手さんに、「階段から落ちて

足を痛めていらっしゃるのでよろしくお願いします」と伝えてくれました。


家の前に着くとタクシーの運転手さんは、普段開かない右側のドアを

開けてくれて、母を玄関まで支えてくれたそうです。


母は、世の中にはなんてたくさんの親切な人がいるんだろうと

とても感激していました。


私もたまに駅などでうずくまっている人を見ると、

声をかけてぃぃものか悩むときがあります。


変な人だったらどうしよう?とか、自分が急いでいるから、とか

そんなくだらない理由で知らないフリをして通り過ぎたことが、

正直あったこと、とても反省しています。


駅員さんを呼びに行って下さった男性、

駅員さんを一緒に待って下さった女性お2人、

小笠原さんという駅員さん、

タクシーの運転手さん。


元々母は転んだだけで骨折するほど足腰がとても弱いのです。

歩いているときに突然つったり、くじいたりすることもありました。


そんな事情を何1つ知らないにも関わらず、母を助けて下さり、

本当にありがとうございました。足は折れてはおらず、捻挫です。

この場を借りて母に代わり、御礼を申し上げます。


*** ちなみに・・・ ***


この日、私は夕方からは家にいて、お料理教室で習った中華を

復習していたのですが、結局これがメインのお夕飯となりましたあせる

でも、今までにないほど母に感謝されました。



豚肉とインゲンの春雨煮込み



麻婆茄子


質素なお夕飯でしたが、なぜかワインを開け、みんなで世の中の

ぃぃ人について語り合い、心が暖まりました(笑)


母を助けて下さった方がこのブログを読んで下さっていたら

ぃぃな~と思いますにこ