開催前から気になっていたヴァンクリーフ&アーペルの展覧会の
招待券をいただいたので、遅ればせながら足を運んできました
ヴァンクリと言えば日本人の好みそうな丸みを帯びたパピヨンや
クローバーなど、可愛らしいモチーフの印象が強かったのですが、
今回の展覧会ではシックなものも多く、圧倒的な美しさを誇る
コレクションの数々に、1つ1つ足が止まってしまいました。
4つのテーマで3つに部屋が分かれており、最初のスペースの
ディスプレイ方法はとてもユニークでした。管のようなクリアケースに
作品が飾られており、中には360度の方向から鑑賞できるものもあり、
細部の凝ったところまで充分に鑑賞することができました。
特に印象に残ったのは輪島塗の職人さんとのコラボで作られた
パピヨン。 頭上から滝が流れるように展示された艶やかな
は
ため息が出るほど綺麗で、なんとぃぅか、日本人であることに誇りすら
感じてしまうものでした。
また、海外ならではのボリュームのある結晶モチーフのブローチは、
大小びっちりダイヤで埋め尽くされており、こんな素敵なブローチを
真冬のコート襟にさらりとつけることが出来たら・・・と妄想が
止まりませんでした(笑)
イミテーションでぃぃから欲しいぐらい、サイズ・フォルムなど、
すべてが好みでした。
次のスペースにはエレガントなものだけでなく、大仏や象などを
モチーフにしたちょっと微笑ましい作品もあり、また、社交界グッズ?も
たくさんあり、中でもパーティー用バッグは信じられないぐらい小さく(笑)
変なところにいちいち驚いてしまいました。
でも、何より私が感動したのは、最後のIncatation
(美の化身)スペース。
ショーガラスの前に立つとスポットが点灯し、
中に飾られているイヤリングやネックレスを、あたかも自分が
装着しているように見えるプレゼンテーションになっているのです。
グレース王妃が着用したとぃぅティアラのコーナーでは、
自分の頭にピタリとハマったティアラのあまりのまばゆさに
感激してしまい 何度も何度もティアラスペースに戻っては
ティアラを装着した気分を楽しんでしまいました。
私がこちらの展覧会に行った日は休日だったのですが、
とても混雑していて自分のペースで見ることができず、
少し残念だったので、今度は平日にゆっくり観に行きたいです。
そのときはまた、あのティアラを装着したいな~!
日本ももっと海外のように自由に写真を撮ったり
デッサンしたりできるようになったらぃぃのに
ティアラの写真は記念に欲しかったです。
あまりの感動に、行きそびれた上野のカルティエ展への
後悔の念もまた、ふつふつと蘇った週末でした