玉川高島屋40周年を記念してELLE a tableとのコラボ企画で

開催された、ジョエルロブションと山本益博さん

トークショーに行ってきました音譜


最前列に座るぐらいの意気込みだったのですが、うっかりいつものように

の~んびり朝食に1時間以上かけていたらすっかり出遅れてしまいあせる

50席あるうち、かなり後ろの方になってしまいましたガーン


イベントは立ち見が出るほどの大盛況キラキラ

食べるのが好きそうな方や料理研究家クッキングの卵と思われる方、

プロの料理研究家の方など、無料のイベントとは思えないほど

熱意ある面々メラメラがずらりと並んでいました。



↑山本益博さん。


益博さんのタイトルは我が家にも何冊かありますが、お恥ずかしながら

まだ読んだことがなく(笑)母がミーハーレベルでファンなので、

何かのパーティーでお会いしたときに『らくらくフォン携帯で撮った

ツーショットの写真を見たことがある程度でした(笑)


でも、トークショーの最初におっしゃった、

『美味しいものを食べるより、

 ものを美味しく食べたいと思っている』

とぃぅ言葉。とても深く印象に残りました。


私もまさにこの言葉に同感です。


ブログを読んでいると、『食事を楽しむ』とぃぅ本来の目的を見失い、

評価するために食べているような残念な記事を目にすることがあります。


もちろん食べることで自分なりの意見を持つことはとても大切だけれど

それが食事の目的になっては本末転倒。

食事なんて、全然楽しいものではなくなってしまいます汗


たとえ会社の食堂の食事でも、美味しく食べられるメニューがあったり、

この人と食べると、チープなものも美味しく食べられてしまうゎドキドキ

とぃぅ感覚は、大切にしたいなと自分なりにいつも心に留めています。


・・・さてさて少し話がそれましたが、

そんなグサリとくる言葉から、話はロブション氏との最初の出会いに

ついてのエピソードへとうつっていきました。


そしてついにロブション氏の登場です音譜



ジョエルロブション氏と益博さんとの出会いは、レストランクッキングでも

お仕事でもなく、なんとフランスフランスの空港だったそう目


パスポートに偶然挟んであった1枚の名刺をロブションに渡したことから

2人の20年以上の交流が始まったとのこと。


他にも、某ホテルで食べたお寿司を『これなら自分でもできる』

言い放ったロブション氏を『すきやばし次郎』に連れて行き、

ロブション氏が衝撃を受けたこと。

(ちなみにそのときのメンバーは他にアランシャペル氏だったらしい!)


日本のお寿司屋さんスペインのバルからヒントを得て作った

レストランが、六本木ヒルズの『ラトリエ~』であったこと。


たった1時間とは思えないほど内容の濃いトークショーに、

ときに笑ったり、じわわ~んあせるときたり・・・(笑)


1番感動的だったのは、パンのついてのエピソード。


クリスチャンの家庭で育ったロブション氏は、食卓で母親が

大きなパン(恐らくカンパーニュみたいなパンだと思います)

胸の前において十字をきり、それをちぎっては家族・兄弟に

分けるという習慣があったそう。


その光景は、まるで母親が自分達のために身を切って

分け与えるようであったと。


だからロブション氏にとって、パンは食事の中でとても大切な要素の

1つだそう。日本のパン技術の向上はめざましい、と嬉しいお言葉もドキドキ


フランス語で『パン』『pain』

それに『一緒に』とぃぅ接頭語『co』をつけると

『copain=友達・仲間』になる。

とぃぅしめくくりは感動ものでしたキラキラ


ほかにもラトリエからニューヨークアメリカのロブションへ異動した

須賀陽介シェフが、今度は台北中国にオープンするロブションの

料理長に就任するとぃぅ話や、『世界一受けたい授業』

ロブション氏が出演するとぃぅ話など、耳寄り情報もちらほら耳


最後には『ロブションのすべて』とぃぅ本など、数冊の本が

私達にプレゼントされるイベントまでラブラブ



来場者100人にプレゼントされるロブションのフィナンシェを家に帰って

食べながら、数々の印象深いエピソードを思い返しては、

しばらく偉大なシェフのお話の余韻に浸ってしまいました流れ星