5ヶ月ぶりに訪れた秋のカンテサンス
今回、どうしても食べてみたいものがありました。
それは、『岸田シェフのモンブラン』
ご存知の通り、昨年からモンブランにハマりまくってる私。
パティスリーのモンブランだけでは飽き足らず、
(そこまで食べ尽くしたの?とお叱りの言葉を受けそうですが・・・)
『シェフの作るモンブラン』が食べてみたくなってしまったのです。
とはぃぇいざ当日を迎えると、お願いはしてみたものの、
やっぱりちょっと図々しかったかな・・・なんてヒヨリ始め・・・
でも、そんな心配をよそに、お食事のはじめにサービスの方から、
『今日は岸田なりの理解でモンブランもご用意しております』と
嬉しすぎる言葉をいただき、もう最初から楽しみで楽しみで・・・
・・・そしてそして・・・待ちに待ったデザートタイム
こちらが『岸田周三的モンブラン』です
小さな小さな、私だけの(←思い込み)モンブラン
フライパンに押し付けて・・・とぃぅメインの調理法で作られた、
丹波産の栗を使ったガレット。
上のクリームはマスカルポーネ。控え目に散らしたのはカカオ。
ご存知の通り『和栗』に抵抗のある私ですが、立ち上る香ばしい香りと
ガレットの熱さで溶けていく儚いマスカルポーネのおかげで全然
『和風』ではなく、なんかもぅしみじみ感動してしまいました・・・
でもあまりに小さいデザートだったのであっとぃぅ間に食べ終わってしまい、
残すところは事前にお願いしていた定番、『メレンゲのアイス』のみ
いつものように運ばれたアイスは真っ白。
そこに小さな透明の容器に入ったリキュールが注がれました。
『これ、何だと思いますか?』と聞かれたものの、
もはや1番の楽しみだったモンブランが終わってしまった今、
考える気力もなく(笑)『うーん・・・ラム酒ですか??』と
適当に答える私。ニヤリと笑われ、『まだまだ岸田のことを
理解していないようですね』と言われ、一口運んでみると・・・
『!!』
頭の中が一瞬混乱
正解はこちら
なんと『栗のリキュール』だったんです!!!
『2つのデザート合わせて、岸田の考えるモンブランなんですよ』
と言われ、完全ノックアウト うぅぅ・・・やられた~~~
こちらのリキュール、恐らく普通にはもう手に入らないそうです。
嬉しくてずっとボトルを触っていたら、手についたアルコール分が
蒸発して、ふと手の匂いを嗅いだら、ふわ~っと栗の香りが・・・
なんかもぅ、すっごくすっごく幸せでした
これにすっかり気を良くした私。
来月予約した別のレストランでも『モンブラン』をリクエスト
今のところ『うちのモンブランは存在しないんですよ~』
と断られ気味ですが(笑)負けず嫌いなシェフのこと。
きっと何かやってくれると信じてます
素敵なデザートに、幸せいっぱいのフィナーレでした