さてさて昨日の続きです。
今日は家族でのoginoディナーの様子を
まずはいつものようにグラスでシャンパーニュを・・・
と思っていると夏さんから、
『お祝いにいただいたマグナムサイズのシャンパーニュが
ありますので、今日はそれを皆様に少しずつですが
お分けできたらと思いまして・・・』
と、いきなり嬉しいサービス エドック
のマグナム
少し甘みがあって、涼しくなってきたこの気候にぴったり
なんだか一緒に移転をお祝いしている気持ちになり、
ウキウキしてきます
渡されたメニューは定番ものや季節ものなど、ぃぃ意味で
激変していなくて安心しました
ハーフサイズもあるし、こちらはやはりアラカルトで食べたいものを
食べたいだけ食べるのが我が家流
メニューを決めてしばらくすると、いつもの甘酸っぱくて美味しい
グルッグ、そしてもっちりパンがサーブされました。
ここでいつもココットに入ったリエットが出てくるはずですが・・・
なんとなんと!
透明の大きなビンに入ったリエットが登場
そしてなんと、『お好きなだけどうぞ!』とのこと!!
パテだけでなく、リエットも『お好きなだけ』になってました~
すっかりテンション上がりながらリエットをたっぷりお皿に乗せ、
パンを頬張りながら前菜を待ちます
移転後すぐとぃぅこともあり、少し時間はかかりましたが
織り込み済みなので全然気になりませんでした
いつもの一口だけパテ・ド・カンパーニュをいただいた後、
ようやく登場した前菜、私が選んだのは
秋刀魚とジャガイモの
クレープ焼き
いきなり想像と大きく違うお皿だったので驚きました。
クリーム色の泡とソースに包まれた秋刀魚のソテー、中には
薄くスライスしたジャガイモがまるでグラタンドフィノワのように
ミルフィーユ状に重ねられていました。
繊細なビジュアルなのに、上にヒジキのように黒い物体が
ふんだんにかけられていて、まさかまさか・・・と思ったら・・・
ふわ~~~っと香る・・・やっぱりこれはトリュフ!!
いきなり秋をダイレクトに感じる一品
たぶん満面の笑みで食べていたと思います(笑)
家族がオーダーした前菜は、
フォアグラのテリーヌ
マンゴー添え
もちろんかりっと焼いたバゲッドも追加オーダー
一緒に鴨の燻製もついていたのですが、しっとりとしていて
パサつき感がなく、こちらもとても美味しかったです
テリーヌに添えられたマンゴーも熟しすぎていないので
程よい固さがテリーヌと合わせやすくちょうどぃぃ
続いて前菜2品目、私はメインに備えて少し控え目に、
いつも必ず頼んでしまうお野菜の重ねオーブン焼きを
ハーフサイズで
両親はフルポーションの白子のムニエル
焦がしバターソースをオーダーしていました。
白子は私も以前いただいたのですが、ケッパーと
トマトの酸味が効いていて、意外とあっさりいただけます
そして、やはりoginoはメインですよね~
本州の解禁はまだですが、海外ではもぅ解禁になっているので
(確か北海道はもぅすぐ解禁だったはず)ジビエもありました
私が選んだのは小鳩、トリュフソースです
真っ黒なイカ墨のようなトリュフソースは濃厚ですが、
なぜかこちらのメインはペロリと食べられてしまうので不思議
ひさしぶりにこうしてガッツリお肉をいただくと、またまた秋を
感じてしまって・・・本格的なジビエシーズンが待ちきれないです
ママさんは青首鴨、サルミソース。
小鳩より一回り大きいサイズの青首鴨は、ママさんの大好物
誰にもシェアせず食べてました・・・
パパさんは、ジビエのパイ包み焼き。
こちらは鹿、青首鴨、小鳩をミンチにしてパイ包みにして
焼き上げたもの。なんて贅沢なんでしょう!これも美味しかった~
ここまでシャンパーニュ、グラスで白、赤と飲みました。
ワインリスト、私は見ていないのですが以前より充実させたと
サービスの方は胸を張っておりました(笑)
こちらのはグラスも色々と種類があるし、リーズナブルで
美味しいのが嬉しいですよね
・・・さて、続いてはお待ちかねのデザートです
我が家ではそれぞれ1品ずつ頼み、あのデザートは
みんなでシェアが定番です
みんなでシェアはチョコレートの半生テリーヌ
最後の微妙なチン!がキモだそうです
やっぱりこちらは外せない1品。安定して美味しい
私が選んだデザートは、新作
カカオゼリーとマルキーズショコラ
マールのグラニテ
名前からして『オ・ト・ナ』のデザート。
甘みの抑えられたカカオゼリーにねっとりしたショコラのムース。
こちらは充分な甘みあり。その間にクリスタルのように
透明なマールのグラニテがリング状に飾られています。
甘みなし、甘みあり、のカカオ&ショコラをオトナな香りが
漂うマールの香りが包みます
なんでしょうね?そんな格好は普段しませんが、
タイトミニに網タイツが似合うsexyなデザートです
タバコの煙をくゆらせたい・・・(吸わないけど・笑)
ママさんはトンカ豆とぃぅアニスのような香りのお豆を使った
クレームブリュレを、パパさんはグレープフルーツのカンパリ、
マンゴーのシャーベット×ハチミツとぃぅさっぱりした
デザートをオーダー
食後の飲み物もパワーアップしたような?
種類が色々ありましたよー
最後に『プティフールでございます』と、かなり大きめの
マドレーヌが出てきたのには大笑いでした(笑)
移転しても変わらないサービスとお料理、キッチン・サービスと
1人ずつスタッフは増えたけれど違和感がまったくありません。
ただ1つだけ気になったのは、ダクト。
まさかの『服に匂いがついちゃう』んです
でも賢い荻野ご夫妻です。すぐに気づいてきっと次回までに
解決してくれると信じてます
次回は本格的なジビエが食べられる予感
『もじゃ家の好きそうなジビエが手に入ったら、
またお取り置きしておきますね~』と
嬉しいご夫妻の声に見送られながら、
いつものようにお土産のお菓子つきで家路に着きました。
本当に予約困難なお店になってしまいましたが、
変わらず通い続けたい、我が家の☆☆☆レストランです