懸案だったRestaurant Hiromichi
へ
ランチに行ってきました
以前から気になって何度か予約を入れていたのですが、
なぜか直前に都合がつかなくなり、泣く泣くキャンセルしてました
3度目の正直?で今回はようやく訪問が叶い、嬉しい~
赤坂にあるシュマンから独立した小玉シェフがオーナーを
つとめるこちらのお店。(シュマンの訪問日記はこちら→☆ )
小玉シェフは、恐らく私が中学生ぐらいの頃でしょうか?
表参道のアンフォールへ、家族と父のイギリス人の友人家族とで
何度か行っていて、恐らくそのときに現在ル・ブルギニオンの
菊池シェフと共に面識はあるはずなのですが、お互い記憶なし(笑)
ちなみに菊池シェフは我が家のことをちゃんと覚えてました
そしてもちろん私も・・・!記憶力、恐るべし!!
・・・さてさて話が脱線しましたが、昨年初めて訪れたシュマンに
大満足だった私は、今回の訪問がとっても楽しみでした
恵比寿駅から5分ほど歩くと、フランスの国旗がさりげなく
はためいていて、可愛いたたずまい
店内もピンクのクロスやオフホワイトの椅子など、
シェフのほんわか優しい雰囲気にぴったりの、柔らかい雰囲気が
漂っていて、なんだかほっとできる気持ちのぃぃ空間
席数も10数席と少なめで、卓上に飾られたお花や可愛い模様の
お水のグラスなど、全体的にファンシーな雰囲気なので、客層は
女性ばかりかと思いきや、ご夫婦が多かったのは意外でした
そういえばル・ブルギニオンもクリーム色を基調とした
メルヘンチックな雰囲気ですが、それより少し空間は広めかな?
でも席と席の間はブルギニオンやシェトモ並みで、
お隣の会話は筒抜けです(注意!)
さて、肝心のお料理は・・・
以前あった2,600円のコースは、今月から平日のみとなり、
週末はアミューズ・オードブル2品・メイン(お魚orお肉)・デザートの
3,900円のコースと、お魚&お肉が両方つく5,900円のコースと
2つのコースを楽しむことができます。
もちろんアラカルトも充実していて、シュマン時代のスペシャリテは
ほとんどアラカルトのみだったりするのがニクイ(°∀°)b !
この日はグラスでシャンパーニュ(1,500円)をいただいた後、
3,900円のコースをいただくことにしました。
まずはアミューズ。
待ってました!大好きなグジェール
熱々のプチシューの中に、ブルーチーズと胡桃。
おつまみ感覚でパクパクたくさん食べたいけど、
1つだけなのが何とも歯がゆい・・・。
小玉さんとお友達になっていつか食べたいだけこの
グジェールを食べたい・・・
そんなことを思ううちに、バターが運ばれてきました。
無塩バターですが、上には海ぶどうが・・・
なるほど、これで塩分を加えているとは、
なんてキュートな演出!さっそくノックダウン!
プチプチとした食感も楽しみつつ、暖かいパンが美味しすぎて
どんどん進んでしまい、困った状態に・・・
そんな私にストップをかけるべく、全6種類の中から選んだ前菜
(メニューはこちら→☆
)、1品目が登場
静岡県三島の広川さんの野菜と
稚鮎のフリット、ブロッコリーのクーリ
今年初めていただく稚鮎です。
苦味のある稚鮎にはレモンを絞っていただくのが和テイストのものが
好きでしたが、フレンチでいただく稚鮎は、これまた初
アスパラソバージュや甘味の効いたミニトマトなどの
お野菜と一緒にヘルシーにいただきました
ブロッコリーのクーリに隠れたブロッコリーの茎の甘味が
稚鮎の苦味を静めてくれて良かったなあ~
小玉シェフのお料理と初対面のお友達は、スペシャリテの
人参ムース雲丹添えをオーダーしていましたぞ
そうそう、運ばれてきたのを見て思い出したのですが、
小玉シェフのこちらは、コンソメジュレ多めなんですよね。
菊池シェフは人参ムースが主体だったような。
それぞれ味を受け継ぎつつもカラーがあって面白いですね
さて、前菜2品目は私もお友達も同じもの。
冷製カッペリーニと
完熟トマトのスープ
モッツァレラチーズとトマトの
コンフィ、ハイビスカスを添えて
フレンチなのにカッペリーニ?ってちょっぴり意外だったけど
この暑さにやられて、ついついオーダー
トマト色に染められていない白いパスタの下に、トマトのコンフィ。
周りにゴロッとしたモッツァレラ。美味しくないはずがない!
最近はトマトが怖いぐらい甘いものも多いけれど、こちらのトマトは
酸味こそ抑えられているけれど甘すぎず、なんだか安心して
いただける、ちょうどぃ~ぃ甘味で嬉しかった
パスタの量も20~30g程度とちょうど良く、
ランチタイムにもってこいの1品でした。
何より驚いたのは、添えてあったハイビスカス。
食べてみると不思議!ドライトマトみたいなお味で、
このパスタにとってもよく合うんです
家庭でも頻繁に作られるメニューなだけに、こんな一工夫があると
レストランで作るものってやっぱり違うな~って感動しちゃう!
メインのお肉は、大好きな羊さん
本当は小玉さんと言えば・・・の鳩をいただきたかったけれど
アラカルトにしかなく、迷ったけど今日はおとなしく通常のコースを
たどることに・・・(笑)
羊はどうしてもオックスフォードで食べたものとタイユヴァンで
食べたものが双璧で、それを抜く羊にはなかなか出会えなく、
今回も「う~ん・・・」ソースも「う~ん・・・
」。
付け合せはシャドークィーンとぃぅ紫イモの
チップスと、同じく紫イモを蒸したもので、シックな色合い
最後のデザートは、3種類のスイーツが1プレートの中に
盛り合わせの状態で登場します。
抜群に美味しかったのが、ジェラート。
真っ白なジェラートは、なんとコーン茶
コーン茶って温かいものしか飲んだことなかったのに、
それが冷たく、しかもジェラートになってしまうなんて、
食べる前は想像もつかなかったのですが、食べてみると
あのコーンの甘さに、お茶のさっぱり&すっきりさが加わって、
感動の嵐がどーんと押し寄せました
ケーキはクラシックショコラだったのですが、交互に食べてまた
感動の波が・・・(笑)
デザートの美味しいお店ってそれだけでポイントアップしちゃう
もう1種類は柑橘系フルーツの粒々がたくさん入った
緩いゼリーのようなもの。こちらもさっぱりとしていて
サービスも明るくて丁寧で、申し分なし
お手洗いが男女兼用で1つしかないことと、席の間が少し
狭すぎることに目をつむってしまえば本当にぃぃお店!
イメージ的にはリストランテホンダ に似ているかな?
ホンダはイタリアンだけど、フレンチっぽい要素もあって、
こちらはフレンチだけど、イタリアンな一面もあって・・・。
お店の規模やCPなどを見ても、お料理の主となるジャンルは
違えども、なんとなく似てるな~って感じました。
今度は誘惑がた~っくさんのアラカルトメニューから、
自分が大好きなものだけを心ゆくまで楽しみたいな~
次回は絶対ディナーで来よう