週末は、ちょっぴり早めの父の日お祝いランチへ
お店はずいぶん前から悩んでいたのですが、
父のリクエストで即決!のエディションコウジシモムラ
へ
お決まりの「とりあえずシャンパーニュ」で乾杯した後は、
メニューの説明を伺いながら定番のアミューズ、
ケッパーと生ハムのミニバーガーとパルミジャーノを
この日のコースは前菜2品・お魚・お肉・デザートのコース
前菜1品目はスペシャリテの牡蠣が選択肢にあり両親はそれを。
私が選んだのは、少し大きめのカクテルグラスに入れられた
目にも美しいデザートのような一品
その中身は底から順に・・・マスカルポーネチーズ、
たっぷり!たっぷり!!のバフン雲丹~
そして見た目は海ブドウのように爽やかなグリーンが美しいトビコ、
コンソメでゼリー寄せに仕上げた赤カブのゼリー、
そして牡蠣にも乗っている真っ黒でパリパリの岩のりです。
白・オレンジ・グリーン・赤・黒・・・と書くと
一瞬あくどい色味を想像してしまいそうですが、
色の配分がまた絶妙で、雲丹とマスカルポーネメインに
プチプチ食感のトビコ、箸休め感覚でコンソメ要素の強い赤カブの
ゼリーと、バランス良くいただくことができます
一見シックな牡蠣とはまた違った趣向で、家族でお互いのお皿に
嫉妬しつつ(笑)前菜一品目を満喫
2品目の前菜は全員同じもの。
牛のリドヴォー&ロニョン(腎臓)です
リドヴォーは、先日OGINOでいただいて、リドヴォーって
美味しいな~と感動したのですが、今回はちょっとその次元を
遥かに超えた美味しさでした・・・
リドヴォーにナイフを入れると、少し反発するような弾力があり、
でも口に入れると柔らかく溶けていくようで・・・絶品!
ロニョンは初体験だった(と思う)のですが、レバーのような食感なのに
ナイフを入れる時はぷるっぷる 少々臭みがあるので苦手な方も
いらっしゃりそうですが、臭いの大好きな私は(笑)感動ものでした
付け合せもまたユニークです
一見アーティーチョークのようなビジュアルのものは、
ドラゴンフルーツの新芽グリーンの芽にほんのり赤色が
縁取られ、上にチーズをかけて焼いてあるので、グリーン&赤に
白い雪がかかったようで綺麗です!
食感は少しぬめっとした粘りがあり、あとは柔らかく茹でた
ブロッコリーのようでした
さらにまんまるの形をしたお米(どこ産なのか聞き忘れちゃった)で
作ったリゾットやセップ茸、ドライトマトが見え隠れ。
見た目にも楽しくて、舌の上もバラエティーに富んだ一品でした
続いてはメインのお魚の登場です。
マナガツオのソテーを中央に配したお皿は、
ハマグリ・ミル貝・サザエを周囲に散りばめたもので、
ソースはサザエの肝。
肝のソースは抹茶色をもっと渋くした色なので、白と渋いグリーンで
まとめられ、とってもシックです
驚いたことにソースとまったく同じ色のピスタチオも乗っていて、
そのセンスに脱帽・・・ もちろんお魚×ナッツのコラボも
です。
さてさてお肉はいくつかの選択肢から好きなものをチョイス。
が食べたかったのですが、北海道産のものはシーズンオフ
私と母は茨城産の小鳩にしました(+1,500円)。
赤身部分が少し多めに残ったジューシーなお肉はお味が濃い
付け合せは姫にんじんのソテーや濃~~いオレンジのにんじんムース、
黄色いにんじんなど、にんじん尽くし!
お肉とにんじんオレンジのグラデーションとは対照的に、父が
食べていたオマール海老(+3,000円!)はとてもカラフル
レモンで引いた明るい黄色のソースを筆頭に、ズッキーニを詰めた
花ズッキーニやなめこサイズの小さくて可愛いキノコ達、
オマールの白×オレンジなどなど目にも楽しい一皿でした
お次はお楽しみのデザートです。
こちらはデザートまで美味しいので引き続き期待度大です
デザートはちょっぴりシェフからサービスしていただき、2品です
まず1品目はシェフの新作「白いデザート」
真っ白な縦長のボウル状のお皿に出てきたのは、
またまた真っ白な物体・・・
でも、説明を聞いてよくよく見ると、右側と左側で微妙に白の色味が
違うのです。さらに見た目の質感もまったく同じように見えるのに、
食べてみるとその食感はまったく違う・・・
その正体とは・・・右側は泡状のライチ。
マスカットジュースを加えてあり、ほんのり酸味があります
左側はココナッツアイス。こちらは甘くてライチと交互に食べると
酸味&甘味の繰り返しが最高なんです久々に感動のデザートかも!
どんどん食べ進めていくと、底にアロエ・ナツメヤシ・パイナップルが
お目見えしますなんて楽しいデザート・・・!
かなり量があるように見えるのに、ふんわり消えていくような不思議な
デザートで、気づいたらペロリ・・・
続いて2品目のデザートです。父にこんなキュートな演出が・・・
↑貴重な1枚なのにボケてしまった・・・
下村さん、どうもありがとうございます字体も可愛い!
父は嬉しさを感じつつもちょっぴり恥ずかしさを覚えながらしみじみと
食べていました・・・
そんなこちらのデザートのは、春を惜しむような一品です。
フレッシュなダークチェリーと、フランボワーズでコンポートにした
ダークチェリー、そしてバニラアイスとちょっぴり酸味の利いた
ヨーグルトクリームに、桜の塩漬けでさらに酸味をプラス。
下の土台は意外なことにブリオッシュです
デザートなのにパンと思わせないのは、片面だけキャラメリゼして
あるから。おかげでれっきとしたデザートとして完成されていました
・・・大満足すぎる内容で、ついにコースが終了
あとはチコリ&豆乳のムースかな~??と思っていたら、
今回登場したのはなんと私の大大大好物のイチジク
ちっちゃなお皿でしたが(←意地汚い)、フレッシュイチジクと、
イチジクのコンポート、さらにイチジクのコンフィチュールが
入っていてイチジク尽くし 嬉しくて倒れそうでした(笑)
さらにこちらまで出てきましたぞ!
れんげに乗って出てきたのは宮古島産のバナナに、
チョコレート。飴が器になっていてなんともキュート!
ずっと苦手だった食材バナナも最近ちょっと好きになってきた私。
こちらも美味しくいただきました オトナなチョコバナナです
なんだか父への感謝とぃぅより完全に自分がenjoy
してしまった
ランチとなりましたが(笑)みんなが大好きなレストランで
家族揃って楽しい時間を過ごせてとてもぃぃ思い出になりました
下村さん、素晴らしい時間をありがとうございました
また秋に家族で再訪を誓いましたが、それまで待てるかな~