オーストリア料理のレストランK.u.Kに行った帰り、
お隣の製菓店、ツッカベッカライ カヤヌマ
に立ち寄りました
K.u.Kのパンやデザートは、すべてこちらで作られたもの。
神田氏同様、ツッカベッカライの栢沼氏も一生に一度しか受験資格の
ないコンディトールマイスターという称号をお持ちの方。
神田氏にキュッヘンマイスターの受験を薦めた、神田氏にとっては
まさに運命の方でもあります。
本場のDEMELで修業を積まれた栢沼氏の作るデザートは、
伝統を重んじた格調高いものばかり。
並んでいる商品のすべてを買いたい気持ちを抑え、
いくつか購入してきました
こちらのケーキを乗せるなら、やはりこのお皿しかない!とぃぅことで
ハプスブルグ家御用達、オーストリアの隣国ハンガリーの
ヘレンドを戸棚の奥から引っ張り出してきました
現代のケーキにはない、とても重みのあるケーキ達。
栢沼氏や神田氏のことを知れば知るほど、その重さを
感じずにはいられないケーキです・・・。
お馴染みのバウムクーヘン
薄い層が幾重にも重なって、とても繊細です
こちらはトッフェンと呼ばれるチーズケーキ。
中にはお酒にたっぷりと漬かったレーズンがごろごろと・・・
キリシュトルテ
なんとなくネーミングから想像がつきますよね
チョコレートケーキの下は、キルシュ漬けのブラックチェリー
そしてとっても不思議な形をした、こちらのお菓子は・・・
シュネバーレン
10月~3月の期間限定のお菓子で、意味は雪玉という名の通り、
こんな球形の型に入れて揚げたものだそう
こちらを崩しながら、奥に見えるホイップをつけて食べる
オーストリアでは伝統的なお菓子だとか
何かどこかで食べたことのある味・・・なのですが思い出せず
普段日本ではあまり口にしない、独特な油の香りがしました。
どのケーキも固めに出来ていて、極端な話、手に持って
食べることができるほど。
通常作られているケーキのほかに、2~3ヶ月おきに変わる
期間限定のケーキもあるようです
和栗を使ったモンブランならぬカスタニエというケーキも
あるようなので、秋になったらまた買いに行こうと思います