Dr. ワーグの背景
父はファイザーインドの研究開発で28年働く生化学者です。
わたしは、13才から父の研究所で働いていました。1991年4月、18才のときアメリカに来ました。
わたしと、妹はファイザーの抗生物質、風邪薬、その他あらゆる薬の実験台 (guinea pig) にされました。
父方の親族も母方の親族も化学者や医師で、わたしもそうなることが期待されていましたが、科学から逃れるつもりでアメリカに来て金融と経済を学びました。両親は怒っていました。
1995年12月にメリーランド州のソールスベリー大学 (Salisbury University in Maryland) で金融の学士を取り、2000年5月にアラスカのフェアバンクス大学 (Fairbanks University in Alaska) で金融と経済学修士を取りました。
フェアバンクス大学で細菌学 (bacteriology) を学んでいる人たちに出会い、金融と経済学修士課程の間に、化学へ戻り、そこの生物研究所 (biology labs) で働くようになり、検査技師 (lab tech) になりました。
アラスカの気候に耐えられず、2005年に南カリフォルニアに引っ越しました。アラスカには1995年-2005年まで10年間住んでいました。
2005年-2011年は、カリフォルニアのサンタ・バーバラ市大学の微生物研究所 (Microbiology lab) で、検査技師 (Lab Technician)、また臨床検査研究員 (Clinical Lab Scientist) として働きました。
2016年-2019年は、テキサス州オースチン (Austin Texas) の分子生物学研究所 (molecular biology lab) で働きました。
2016年12月にイギリスのロンドン大学衛生熱帯医学大学院 (London School of Hygiene and Tropical Medicine) ウイルス学 (virology) と免疫学 (immunology) の2つの博士号 (PhD) を取りました。
病原菌の分離研究から分かったこと
カルフォルニアのサンタバーバラに住み、サンタバーバラ市大学 (Santa Barbara City College) に入学し、細菌学・細胞生物学研究所の所長ジュディ・エバンス・マイヤー (Judy Evans Meier) の研究所に雇われました。
それは、人生で最高のときでした。ジュディは思慮深い人で、既成概念にとらわれない人でした。
彼女はいつも、「私は、ウイルス学には本当に困っている。」と言っていました。「ウイルス学も細菌学も大部分は くだらないものばかり。」と、彼女はいつも言っていました。
わたしは、彼女に「あなたは、微生物学者じゃないですか。」と言いました。すると彼女は、「そうだけど、わたしはピッツバーグの炭鉱夫の娘だから学会の人たちより常識があるのよ。」と言っていました。そして、彼女は私たちに常に枠にとらわれない見方をするよう促してくれました。
それで、私は検査技師 (lab tech) になったのですが、結局、彼女の研究室の研究員 (lab scientist) になりました。授業をたくさん受けていたんですが、その後、微生物学、病理学、細胞生物学など、彼女の授業の一部を担当するようになりました。ジュディがいないときに、パートタイムでやっていただけなんですけど。
私は十分な実験経験を積んでいたので、実験室で見ているものと教科書で教えられていることが全く違っていることが分かりました。
ウイルス学では汚染された培養組織 (tissue cultures) を用います。細胞を培養する普通寒天培地 (nutrient agar) 以外に抗生物質 (antibiotics) と抗真菌剤 (antimycotics) を使い、牛の子牛の血清 (bovine calf serum)、その他、トリプシン (trypsin) や、たくさんの酵素類 (enzymes) を使っています。バンコマイシン (vancomycin) や、アンフォテリシンB (amphotericin B)、ペニシリン系の抗生物質 (penicillin-based antibiotics) などを使っています。
そして、不毛地帯 (dead zone) を指摘して、それを抑制地帯 (zone of inhibition) と呼びます。ペトリ皿 (petri dish) の細胞が死んだ地帯のことです。
その原因は、彼らが用いている強力な抗生物質によりますが、
しかし、彼らは、「ほら、これが細胞変性 (cytopathy) だ。」と言います。
「これが菌の影響です。病気を引き起こしている。連鎖球菌性咽頭炎を引き起こしている。」と言います。
違います。それは彼らが入れた抗生物質のせいです。
これはもうウイルス学などではありません。信用詐欺行為です。
ほとんどの病理学 (pathology) も、かなり詐欺的です。
この研究所のお粗末な実態を見始めたことと、2009年、カリフォルニア大学サンタバーバラ校でジュディが他の科学者たちと取り組んでいたプロジェクトに参加したことで、私の目は本当に開かれました。
私たちは、サン・ホアキン・バレー・フィーバー (San Joaquin Valley fever) を調べていました。人々がそれについて聞いたことがあるかどうかはわかりませんが、それは胞子が原因であるとされていました。
これは、コックス ダイオード エミッター (Cox Diodes emitters) と呼ばれる真菌の胞子によって引き起こされると考えられていました。 今まで、彼らはこの真菌の胞子を分離したことはありませんが、おそらく胞子がこの病気を引き起こしたと考えられていました。
症状は肺に関わっており、 肺炎にかかり、呼吸困難になり、嗅覚と味覚が失われ、疲労、発熱、つまり、COVID とほぼ同じ症状です。
わたしたちは、フレズノとベーカーズフィールドを中心とした半径100マイルの土壌サンプルを調べました。なぜなら、その野菜をたくさん栽培している地帯に、患者が集中していたからです。しかも、とても乾燥した場所です。これを2年半続けました。土のサンプル、水のサンプルなど、ありとあらゆるものを調べました。さらに、患者さんから提供された肺のサンプルも調べ、病原菌の分離研究 (isolation studies) を行いました。
分離研究は、ウイルス学で行う方法と同じです。ろ過、遠心分離、顕微鏡観察、コッホの定理 (Koch's postulates) など、同じ手順で行います。
そして、結果は何も見つかりませんでした。胞子は見つかりませんでした 何も見つかりませんでした。真菌の菌糸や菌類は、ウイルスより、もっと大きくて、1マイクロメートルから13マイクロメートルの間なので、実際に化合物顕微鏡や光学顕微鏡で見ることができます。走査型電子顕微鏡は必要ありません。
結果は、何もありません。菌の残骸も見つかりませんでした。単なる細胞の残骸だけでした。
そこで私たちはロス (Los Angeles) の毒物学者に 土壌を送り毒物検査を行いました。何度も何度も、200種類ものサンプルを送ったと思います。胞子や菌糸があれば、何か見つかるはずなのですが、何も見つかりませんでした。
それで、私たちの研究所では、実際に肺のサンプルを調べました。それも、何も見つかりませんでした。何もないから胞子が原因だと言えないんですね。リボソーム、RNA、DNAがありましたが、すべてヒトRNA DNAでした。生化学的な分析をすると 肺の液体からそれらが見つかりましたが、 真菌は全く存在しませんでした。
そこで、このことをカリフォルニア州保健局に報告したところ、「あ、いや、こうなることはわかってるんだけど、見つからないことがあるんだよね。」と言われました。
どういう意味ですか?それがなければ、見つけることはできません。[それがなければ、問題を引き起こしていない。」ので、それは真菌がいないのと同じです。
非常に多くのサンプルを見ました。ある期間にわたって土壌サンプルは200サンプル、人間のサンプルは75以上のサンプルでしょう。そして、これは2年半も続きました。これは決して小さなことではありませんでした。私が勤めていた2年半の間、このようなことが繰り返されました。
ジュディは、「これはきっと、イチゴや他の作物に使っている臭化メチル (methyl bromide) のせいよ。」と言いました。わたしもそう考えていました。
そして、臭化メチルをテストしました。ロスの毒物研究所に送ったところ 臭化メチルの使用量が500%増加していると言われました。
臭化メチルはカリフォルニア州では禁止されていますが、農家では非常に効果的なのでまだ使っています。イチゴに大量に散布しているんです。農薬が肺に入り、病変が発生するほどです。
それが毒物研究所の最終的な見解です。臭化メチルの微粒子が空気中に広がり、それが人の肺に入り込み 症状を引き起こすのです。
ところが、ほとんどの学会は、基本的に「よくわからない。ちょっと結論が出ませんね。」と言いました。
それで、一緒に調査を始めたジュディはいつもこう言うんです。「研究室で実際に仮説を証明し、サンプルを送っても、保健省も学会も受け入れてくれないという問題が常にある。」
2年半も検査をしていて、どうして結論が出ないんですかね。
このサン・ホアキン谷で流行した風邪は病原菌以外の原因で起きています。
注)
上記の例と同じで、小児麻痺、水俣病、カネミ油症、自閉症、その他、全ての現代病や奇病は病原菌が原因ではありません。そもそも病原菌と言われるるものは存在しません。病気の原因は、環境汚染、農薬、ケムトレール、食品添加物、薬、ワクチン、生活用品に使われている人工化学合成物質です。
現実からかけ離れたPC上のシュミレーション(バイオインフォマティクス)について
ウイルス学、微生物学では、コッホの定理 (Koch's postulates) の検証を全くやらなくなりました。
病原菌の分離 (isolation) 、病原菌の感染などを検証をせずに、抗生物質や抗カビ剤、その他で汚染された組織培養培地の組織崩壊現象という全く無関係な現象を根拠に病原菌を特定したと言っています。
これは、ウイル学や微生物学の教科書にある病原菌の特定方法ではありません。
研究所では正しい方法で病原菌を特定することは行わず、PC上で想像上の(架空の)病原菌を扱うことだけになっています。
微生物学、病理学、ウイルス学のほとんどは、バイオインフォマティクス (bioinformatics) の分野になっています。現実には存在しないゲノムの塩基配列をアリゴリズムで決定するだけです。
研究室ではもうあまり何もしません。1930年代や40年代に行われていたような 昔ながらの現物を扱うやり方はもうしないのです。つまり、この30年間で、バイオインフォマティクスは文字通り生物学を完全に 変えてしまいました。すべてがコンピュータ上で行われるようになり、微生物学者たちは、研究室では現物を扱わず、すべてコンピュータ上でシュミレーションを行っています。
ですから現実からかけ離れて存在しないウイルスをコンピュータで「でっちあげ」て、病原菌ウイルスを分離することもなく、全く無関係で無意味な検証によって「病原菌感染」を宣言しています。
組織培養液に、抗生物質や牛や鶏、豚、その他の家畜の細胞の断片、その他の毒物を加えて、組織崩壊を起こさせ、これを細菌の証拠として使い、「溶連菌」や「ウイルス」などに感染していると主張しています。
薬品や家畜や胎児の細胞で汚染された組織培養液での組織崩壊現象を根拠に細菌が病気を引き起こしていると主張することは、病原菌の特定とは全く無関係なナンセンスです。
遺伝子操作について
遺伝子接合 (gene splicing) と言われても、実際にはできないんです。できるのは、遺伝子を削除 (delete) することです。
クリスパー・キャスナイン (CRISPR Cas9) は、バクテリアに由来しています。
ペニシリン系の抗生物質を使っていた時、多くの細菌がβラクタマーゼという酵素を使って、抗生物質とクリスパー・キャスナイン (CRISPR Cas9) テクノロジーの効果に抵抗するようになったのです。
キャスナイン (Cas9) の部分を引き起こすのは βラクタマーゼ酵素の活性です。クリスパー (CRISPR) は切断、キャスナイン (Cas9) は貼り付けといったところでしょうか。
しかし、彼らはバクテリアがどのようにそれを行うのかを知りません。彼らは全く知らないのです。彼らの知識は、とても限られているのです。つまりこういうことです。自然はとても優雅で、とても複雑です。
私たちは、これらのメカニズムが実際にどのように働くのか知りません。
熱帯シマ蚊を捕まえて、「クリスパー・キャスナイン (CRISPR-Cas9) で、メスを不妊にした。」とか言っていますが、それをするのは難しいです。 これは彼らがハマダラカでそれをやりたかった方法です。
彼らが望んでいたのは、アフリカでマラリアが広がらないように完全に不妊にすることでした。
彼らはそれを行うことはできません! それは不可能です。 試すことはできますが、うまくいきません。
ご存知のように、自然がテクニックを回避する方法は他にもあります。つまり、科学者たちは、自然の中で物事がどのように機能するかさえ知りません。
大量のネズミの駆除のため「自己増殖殺菌剤を作ろう。」とか言って、複製欠損ウイルスを使ってネズミを不妊にして、そのウイルスが接触感染でひろまり、ネズミ駆除をしたと主張していますが、その種の話はすべてインチキです。そのようなことは起きません。
遺伝子操作は、インチキなので、コロナワクチンには、mRNAやスパイク蛋白質は入っていません。
コロナワクチンに入れているものは、合成脂質ナノ粒子 (synthetic lipid nanoparticle) のような合成化学物質や還元型酸化グラフェン (reduced graphene oxide) です。
彼らができることはそれだけです。 彼らには生物を微調整する能力がありません。 無理です。 私たちは試行錯誤を繰り返してきました。 そのようには機能しません。
70〜80ナノメートルの大きさのウイルスを、どうやってくりぬいて、そこに操作物質を入れるのか。70〜80ナノメートルの遺伝子銃なんて、どんな技術を使うつもりなんですか?つまり、バカバカしいということです。遺伝子操作などできません。
研究室では、バクテリアや菌類のメカニズムが実際にどのように働くのかさえ分かっていません。自然界でどのように作用しているのか、科学者たちは知りません。
それで、科学者たちは遺伝子を操作して病原菌を作ることなどできません。
遺伝子工学、遺伝子操作、クリスパー技術 (CRISPR 遺伝子編集技術)は実用とはほど遠い未開発で極めて危険な技術です。
クリスパー技術によるヌクレオチド(遺伝子)の切断は正確ではなく信頼性もありませんし、切断が暴走することもあります。DNAの拡張技術は確立されていませんし、人工mRNAを活用する技術も存在しません。これらは、すべて誇張されたインチキです。
科学者ができることは、生物が作り出すパーツを利用して、限られたタンパク質合成ができるくらいです。
遺伝子を切ったり壊したりはできても、遺伝子そのものを合成したり編集したり拡張することはできません。
モンサントの遺伝子組み換え食品の危険や害を考えれば遺伝子治療の危険性を推し量ることができます。科学者は神ではないので遺伝子を正確に操作することなどできません。
科学者たちは、神が造った自然界から学び、その仕組みの複雑さ正確さ、多様性に驚嘆しています。有機化合物を人工的に作る研究をしているある科学者は、「紙の上の化学反応式では簡単な合成反応が、試験管ではなかなかうまくいきません。植物などが酵素を使って巧みに行っている反応も、人工的にフラスコの中でやろうとすると上手に制御できない。ひとつの化学反応すら人工的にやろうとするとうまくできない経験からすると自然の力に圧倒される。」と述べています。
神が創造された自然界の複雑で安定した仕組みを科学者たちは再現できません。
「科学者は皆、神コンプレックスを持っている。」とDr. ワーグは言っています。
研究室の実情
米国衛生研究所 (NIH) からの助成金は、無意味な研究に使われています。
そのほとんどがナンセンスであることを知っていても、科学者たちは、生活のためにインチキに迎合して暮らしています。
ジョンズ・ホプキンスのハワード・ヒューズ医学研究所の人だったと思いますが、クラゲから発光タンパク質を抽出し、ノーベル賞を受賞しました。
そのクラゲの発光タンパク質を、それを持たない線虫に入れて、発光させて遊んでいるだけです。
そのような現実社会の必要に役立たない研究で学者や技術者たちは高給をもらって暮らしています。
大学院生や博士研究員たちは、実験が無意味であることを知っていても生活のために研究室の仕事にしがみつく必要があります。 研究室での仕事が無意味であるとこを知っている人は私一人だけではありませんでした。
何人かの大学院生たちは、「なぜ私たちはこのくだらないことをして時間を無駄にしているのですか? 私たちは本当に何をしているのですか?」と尋ねてきます。
私は答えて、「学位を取得して、それを使って何か役に立つことをしてください。」と言っています。
なぜなら、だれでも生きるために仕事が必要です。 ある時点で、どこかの大学の研究室に入って、4~6 年間奴隷労働者として働き、主任から良い推薦を受けてより良い立場を得るしかないからです。
大学院生のほとんどは教授になり、その後は自分の研究室を持つだけの楽な仕事につきたがっています。そのために他の大学院生が通ってきたのと同じように研究室での無意味な奴隷労働に甘んじています。
このようなことが、過去50年、60年以上にわたって、国内だけでなく、海外のほとんどすべての研究所で起こっています。海外では、特にイギリスではそれほどひどくはありませんでしたが、アメリカでは、誰もがそのようにしています。(つまり研究室でのバカげた研究や実験を黙って行っています。)
ご存知のように、科学はラットレースだと思います。 本当にそうです。 他の人と同じようにすれば、仕事を得るか、自分の研究室を持つか、次世代の奴隷長になることができます。
ジュディ・メイヤーのような人(インチキに迎合しない人)は、ほとんどいません。
これは一生に一度のチャンスでした。 私は幸運にもそのような人と一緒に仕事をすることができました。
私はかんしゃく玉 (firecracker) でした。 私は多くの点で父に同意しませんでした。 私の父と私は、大声で論争していました。
子供の頃から、すべてに疑問を持っていました。 夕食のテーブルでは科学について父と論争になりました。 「私はそうは思わない。 それは、こうだと思う。」 と言うと、父は、「こうとは、どういう意味だ。教科書にあるじゃないか。」と言い返していました。
私は、「教科書はガラクタでいっぱいだよ。どうやって分かるの。テストしたの。 実際に研究所ででこれをテストしたの。」と言っていました。 そして、結局わたしは、わたしと同じようにすべてを疑う人と一緒に働くことになりました. ジュディもその一人でした。
彼女に会えたのは幸運でした.2012年に彼女が卵巣癌亡くなった後、.彼らは研究室を閉鎖し、他の誰かを連れてきました.
そして、私たちにはもう仕事がありませんでした。私と他の 3 人は、研究室の雰囲気に合わなかったからです。
私たちは、仕事をしたり、何かをしたりできる他の場所を見つけなければなりませんでした。 上司と合わないと、ラボで働くことは不可能になります。
同じように考えなければならないのです。 あなたが、ただ別のばか、車輪の歯車になるだけなら、科学をしているのではなく、何も考えずに合意をしているだけです。