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吉本興業所属の人気お笑いコンビ『EXIT』の兼近大樹さん(かねちか・だいき 31歳)が、全国で多発している特殊詐欺や連続強盗事件などの指示役で、「ルフィ」を名乗っていた主犯格・渡辺優樹容疑者(38)と過去に繋がりがあったことを週刊誌『フラッシュ』が報じ、ネット上で物議を醸しています。
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私はニュースを見ない。ので、特殊詐欺やら強盗事件やらについては微塵も知らない。
が、お笑いはよく見る。とはいえ兼近さんが出演しているようなバラエティ番組はあまり見ない…さんまのお笑い向上委員会くらいだろうか?
ま、とにもかくにもこの人についてそんなに知らない。私からすれば「あまり面白くない人」である。「過去にこんな犯罪したんだからテレビに出すな!」と鳴いている猿がたくさんいるらしいが、そのこと一点に関しては同意見である。まあ理由は「面白くないから」という別のものではあるが…。
彼の家庭環境が極貧で、そういった人間が犯罪を犯すのはやむを得ない、という極当たり前のことを今更言うつもりはない。問題は彼を叩いている猿側だろう。
そもそもこの国というかこの世界に貧者…いわばお金を稼ぐ能力のない人を守る決まりはない。「生活保護があるだろ!」と猿の心の底からの鳴き声ですらない「録音された猿の鳴き声」が聞こえてくるかもしれないが、「国民全員が当たり前の暮らしができるくらいにお金が配られている」という現実がもしあるとするならば、身の回りにも、インターネット上にも、テレビ画面の中にも貧者は存在しないはずである。
が、「すでにそういった人が存在している」という極当たり前の現実から、そういった猿の鳴き声に全く意味がないことがわかる。
「だったら強盗とかしていいのかよ!」とまたしても何か聞こえてくるかもしれないが、そんなもの私がしていいとかしちゃいけないと言おうが、この社会のシステムが同じである限りそういったことは起こり続けるのである。大体「していい」と言われたからするのでもないし、「しちゃいけない」と言われたからしないわけでもない。こういった形而上学的な議論をしている時間が一番意味のないことだということに猿たちは気づかない。
そもそもその猿たちが何を善としているかといえば、「法律を守ること」だけである。というかそもそもその猿たちが法律に関して綿密な知識があるとは思えない。「なんかみんなが言っているから」「ニュースで…」「著名人が…」というだけのことだろう。…というかこれすら自覚的に「私はみんなが言っていることに同調しているだけなんだ」と考えられていればまだマシなのだ。数千万の猿たちは「ナニガナンダカワカラナイ」という意識状態でただ蠢いているのが関の山であろう。
そして彼らの生全体で彼らはそのように動いている。「法律絶対守るマンのガチガチインテリ弁護士」の方がまだ「自分の中の善」を持っているだけマシなのかもしれない。「社会のルールに従っている犬」であることに違いはないが、少なくともこのインテリ弁護士には自らを賭けた信念、プライドがある。
では猿たちの方はといえば、ゴキジェットをかけられたら逃げ、噴霧が届かないところに即座に移動し、また別の方向から噴霧されたらまた届かないところに移動し、そうやって自分が絶対に安全なところを見つけ出して、結局はその「絶対に安全であるであろうエリア」から一生動かずに、ただその場にある細菌だけを栄養に生きているゴキブリみたいなものなのだ。で、そういったゴキブリに限って、いざその「絶対に安全であるであろうエリア」にゴキジェットをかけられたら一目散に攻撃を仕掛けてくる1番やばいやつなのだ。
当の猿たちは兼近さんであったり強盗犯であったりといった「悪者」から最も遠い存在であり、そういった人たちを安全な場所から攻撃していると思い込んでいるが、実際のところは一番その「悪者」に近いところにいるのが彼らなのである。ヒエ〜ッこわいこわい。
ちなみにこれから暖かくなるのでゴキブリも出てくることであろう。ちなみにこの記事で察していただけたかと思うが私は大のゴキブリ嫌いである。ので、その対策には余念がない。そしてその対策に度重なる思索と実施を繰り返して得た「ゴキブリ対策の結論」がある。
それは「家の中と外の両方にブラックキャップを置く」だ。
が、これだけでも十分ではない。毎年ブラックキャップに頼っているとどうやらゴキブリ側には耐性ができるらしい。人間のゴキブリと違って生命力豊かでイキイキしているではないか。とはいえ私の「敵」であることに変わりはないので、もしこの対策でもゴキブリが出た場合は一時的に別のメーカーのゴキブリ忌避剤を使うと良い。
私はコンバットを使っているが特別こだわりがあるわけではない。とにかく私のメソッドの要点は「屋内と屋外に置く」である。
あれ…何の話だったっけ…?
ま、何にせよ世界は順調である。良い方向に、良い感じの度合いで個人個人が自らの社会通念を疑う機会が与えられている。…とはいえ医療への疑い、コロナやらワクチンやらに関してはちょっと人が死にすぎているし、当然それに付随して苦しみすぎている感はある。まあそれだけみんな信じてしまっているっていう裏返しでもあるんだけどね…。
