昨日の記事は文字数がマックスに達しバナーすら貼れなくなっていた。




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もちろん貼りたかったURLも貼れなかった。ので、貼れなかった分を貼っておこう。


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カルト集団を率いるインド人グルが、オレゴンの荒野に理想郷を建設。地元住民との摩擦から衝撃のスキャンダルまで、堕ちた宗教家の足跡をたどるドキュメンタリー。
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OSHOがインドからアメリカのオレゴンに拠点を移しそこで多くのサニヤシンと共にコミューンを建設するのだが、当然地元民や政府と軋轢が生じた。その当時のドキュメンタリー映像である。


この紹介文のように「カルト」と言われているからにはかなり政府側…いわゆる正義側を基準に描かれているかと思ったら意外とそんなことはなかった。ちゃんとサニヤシン側の言い分もしっかり描かれている。ちゃんと五分である。


このオレゴンでの出来事を含めたOSHOの生涯についてはこれ。



オレゴンで逮捕され毒を盛られ、新たな拠点を求めて世界を転々としたワールドツアーの際の細かい描写についてはこれ。



OSHOの子供時代についてはこれ。私が一番好きな本かもしれない。私にとってOSHOは肉体的に接点がない(OSHOが1990年に死んで私が1992年に産まれた)ので、OSHOの息吹を感じられるというか、「弟子との親しさ」が現れているこの本は何にも増して好ましいのだ。




Amazonにもないし私がよく利用していた日本の古本屋という通販サイトでも8000円する。まあこの本に限らず昨日紹介した無明庵EOの本なども平気で10000円したりするのでそういったものは図書館で取り寄せるのが吉であろう。とはいえまあまあな値段の送料がかかるので、借りたい本をスマートフォンのメモ帳などに書き溜めておいて、それを図書館の事務員に日本のどの図書館に所蔵があるかを確認してもらい、できるだけ送料がかからぬよう一ヶ所の図書館から取り寄せるようにすると良い。


まあそんな面倒なことはしたくないという人はWikipediaも結構内容が充実しているのでそれを読むと良い。




と、一通り書いた後に上に貼り付けたYouTubeにあるネットフリックスのワイルド・ワイルド・カントリーのトレーラー映像を見たのだが、改めてサニヤシンというのはイカれた生き物である。

もちろん私もその1人なのであるが、こういった映像を見て「この人たちはイカれていて可哀想に」などと思う方はそれこそ可哀想な頭である。今から30年以上前にOSHOは人間の肉体の内側に閉じ込められている狂気、ストレスにアプローチをしてそれを表出させようとしたわけであるが、当時もいたであろう「可哀想に」と思っていた人たちが世界を先導し、ではこの世界がどうなったかといえばこの「可哀想な」有様なのだ。



この狂気に触れずに生涯をやり過ごすことも別に可能ではあるが苦しい人生であることは間違いないであろう。にしても、ガンだとかコロナだとか人間の内側に溜め込まれているエネルギーに呼応して発動する病というのはまさに恩寵ではないかと思う。自然がこういった病をわざわざもたらしてくれているのはこの宇宙の設計者の親切心意外の何ものでもない。もう少しだけ人間の頭に知性があれば、こういった自然の合図に呼応して喜び溢れる人生を生きることも別に不可能ではないはずなのだ。