というものに私は興味はない。



街を歩けば、多くの人はイライラし、肩をぶつけるようにして歩き、居酒屋で酒を煽り、

近所を散歩すれば、カーテンを買うお金もないアパートの部屋が見当たり、

ネットをサーフィンすれば、他人よりも優れていようとし、いいねを、リツイートを、再生数を求めている人が多く見られる。



私はむしろこういった人たちに関心を持つ。

というか数がこれだけいれば関心を持たざるを得ない。

猫カフェに行って三毛猫しか居なかったら、「この猫カフェめっちゃ三毛猫おるやんけ…」となるのが至極当然であろう。

「その三毛猫がワクチン推進派か、反対派か」が頭をよぎることもない。

多分昨日一人で猫カフェに行ったからこういう例えが出てきたのであろう。



私たちに今必要なのはストレスの溜まっていない身体と、お金と、自己への尊敬だ。



瞑想はこの三つを満たすことができる。

健康な身体

この宇宙においてその身体が必要とするだけのお金

本来の自己の発現



が、どうやら多くの人は瞑想なんてしたくない。

これはスピリチュアルが云々、というような理由でもない気がしてきた。

理由は何にせよ、例えば「瞑想すればもっと仕事がうまくいく!」みたいな宣伝の仕方をしても瞑想する人は増えていないようなのだ。



今書きながら思ったのだが、そもそも瞑想する、坐禅する、何もしないで座るというのにはエネルギーの落ち着きが必要とされる。

多くの人はあまりに身体がエネルギー、ストレスで満ち満ちているので、そもそもこの「座る」ということに忌避感を持っているのではないか。



というのは30年以上前にOSHOが言っていたことで、それゆえまずはダイナミック瞑想などのアクティブな瞑想でまずは身体のエネルギーを排出させていたのだろう。



【ダイナミック瞑想】


第1ステージ(10分間)

鼻 で混沌とした呼吸をし、常に吐く息に集中します。吸う息は、身体がめんどうをみてくれるでしょう。できるだけ速く、強く呼吸して下さい。そして、より強 く、あなたが本当に呼吸そのものになるまで強くしていきます。身体が自由に動くにまかせ、その動きがさらに自分の中のエネルギーの蓄積を助けてくれます。 エネルギーが蓄積されて行くのを感じましょう。でも、第1ステージでは、それを解き放してはいけません。 


第2ステージ(10分間)

爆発です! 投げ出す必要があるものすべてを表現しましょう。徹底的に狂いましょう。叫び、大声を出し、泣き、ジャンプし、震え、踊り、歌い、笑い、自分自身を発散さ せましょう。何も抑圧しないで、身体を動かし続けるように。最初はちょっと大げさにやってみるのが、表出のきっかけになります。起こっていることを、決し てマインドに邪魔させてはいけません。全一で、すべてをこめて没入しましょう。

第3ステージ(10分間)

両腕を高く上に上げ、ジャンプしながら「フー! フー! フー! 」というマントラをできるだけ深く叫びます。足の裏全体で着地するたびに、その音がセックスセンターの奥深くを打つのを感じます。持っているエネルギーすべてを注ぎ込み、自分を完全に燃焼させましょう。 



第4ステージ(15分間)

ストップ! あなたがどこでどんな姿勢をとっていても、凍ったようになって下さい。どのようなかたちであれ、姿勢を整え直さないように。咳をしたり動いたりすることは すべて、エネルギーを散らすことになり、そうなるとこれまでの努力は失われてしまいます。あなたに起こっているあらゆることに対して、観照者でいます。

第5ステージ(15分間)

祝いましょう! ダンスを通して、全体への感謝を表現しましょう。その喜びを、一日中たずさえていましょう。 

(コピペしたらめっちゃ字デカくなって草)



読めばわかるが、現代人にこんなことをするスペースも、気力もない。

30年以上前にこのテクニックは使われていたわけだが、その当時よりも人々の抱えているストレスは増している。



ので、恐らく今必要なのは、「瞑想」という名がつかない、何某かの「ストレス発散ツール」なのではないかと思う次第である。

他人に勧めるにしても、「フルフィルメント瞑想」なんて怪しげなことを言うと誰も話を聞いてくれないが、「YouTubeにあるヒーリング音楽」だと極めてスムーズに話を聞いてくれたりするものだ。



スピリチュアル界隈においても、長年「形而上学的なナンセンス」が繰り返され、今も繰り返されているわけであるが、今必要なのは、極めて実用的で、誰にでも利用できる道具やツールなのではないだろうか。




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