人間の身体は肉体、液体、感情体、思考体、空体に分かれていると以前の記事で述べた。



そして自分の身体を観察したり、人類の多くの人を見て感じるのは、感情体以降のストレスが多く溜まっているということだ。



日本人はよく働き、死ぬまで動き続けることで有名であるが、それでも世界的に見れば長寿の国だ。

にも関わらず自殺数は多く、決して健全な精神を保っているとは言えないだろう。



五身体の観点から言えば、肉体と液体はどうにかこうにか病気を発現したりしても稼働し続けているわけだ。

が、感情体以降にストレスを抱えているので自殺をしたり、喜び溢れる生を送れなかったりする。



スピリチュアル界隈では、よく「ハート」が大事だということが言われているが、果たしてこのアプローチが実を結んだか甚だ疑問ではある。

OSHOもよく講和の中でハートという言葉を使っていたが、私はいまだに理解できていない。

恐らく英語的な意味では「感覚、直観」的な意味なのだろうか?



とにもかくにも「ハート」「ハートチャクラ」、及び「7つのチャクラ」などと身体を分割することに私はあまり賛成できない。

冒頭で5つに分けてるじゃねえか、と言われたらそれでおしまいなのだが、5つの異なる粒子の大きさとして物質的な違いがある、というのはそこまで抽象的な話ではないだろう。



私が嫌いなのは、やれ「クラウンチャクラ」「ハートチャクラ」等とどこか神聖な感じを出し、我々の物質世界とは関係のないような、抽象的な表現をすることである。



人間はとにかくこの身体、今ここにある肉体を治療する必要性があり、そこに抽象的な、スピリチュアルな事柄を絡める必要性はない。



私は今まで心理学の本を読んだことはほぼなかったのだが、フロイトやアドラーがアプローチしたのは感情体、思考体に関してだったように見える。

「無意識」という言葉は色々な意味で捉えられてしまうが、彼らはこの「感情体、思考体に抑圧された、閉じ込められたエネルギー、ストレス」のことを「無意識」と称していたように思う。



そしてそのストレスの解決に向けてさまざまなアプローチをしていたようである。

OSHOがよくフロイトの精神分析をバカにしていたおかげ(せい)であまり興味を持たなかったのだが、精神分析という人が眠る時に見る夢の解析も感情体、思考体のストレスに向けてのものだろう。



ということで、諸々の感情体、思考体に効くメソッドや音楽を貼り付けて終わり。




Wikipediaがあるの知らなかった。最近有志が書いたのかもしれない。




元々フランク・ローレンツェンは私が世話になっている住職の紹介だったのだが、その時は「ハンズ」と「センタリング」を紹介された。

体感ではそれらより良い。フランク・ローレンツェンをYouTubeで適当に探して比較してみるのもいいだろう。




これの2番目と3番目。安定のボブ・フィックス。




↑の音楽を貼り付けて思い出した。

今週末のzoomで受けられる瞑想伝授。



私もこのマントラを持っているが、日常で人が感じるストレス(イライラ、憂鬱、悲しみ)にはこれが一番良い。

ヤントラ(幾何学図形)を見てわかると通り(?)胸部、頭部の空体から浄化する。肉体、液体には強く作用しないが、現代人には必要なマントラであると思う。



ただ事務局側は「初心者にはまずこのマントラから勧めております」とか言って瞑想初心者は伝授を受けれない可能性はある。

融通が利いたり利かなかったりする人たちである(チクリ)。




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