統一教会がカルトだと騒がれているらしい。
私はこれに関して知識がないため何も言えない。


カルトとは、Wikipediaによれば

カルトsectecult)は、元来は「儀礼・祭祀」の意味を表す、批判的なニュアンスを持たない宗教用語であったが[1]、現在では反社会的な集団や組織を指す世俗的な異常めいたイメージがほぼ定着し[2][3]犯罪行為をするような反社会的な集団や組織を指して使用される[4][5]

らしい。


ん…?
なんか私に身に覚えの多い言葉がたくさん並んでいる…!と思ったらOSHOのサニヤシンたちのことではないか。


OSHOは1990年に亡くなっており私は1992年生まれなので彼と接点はない。
それゆえ当時実際どうだったのかは知らない。
が、Netflixで見ることができる「ワイルドワイルドカントリー」などのドキュメンタリーや、当時を知っているサニヤシンの話を聞くとかなり世間からはカルト扱いされ、排斥されていたらしい。


まあこれに関してはOSHOの講和を読むだけでもよくわかる。
「神秘家の道」という講話があるのだが、これは当時OSHOが世界各国で講話をする「ワールドツアー」を行っており、その時のウルグアイでの講和をまとめたものである。


なぜ「ワールドツアー」を行っていたかといえば、OSHOの話を聴きにいく目的のヨーロピアンにインド政府が滞在許可を出さないようになったので、仕方なくOSHOが出向くことになったのである。
また多くの国から入国拒否をされたり国を追い出されたり、扱いとしては立派な「宗教犯罪者」なのだ。


最後はアメリカ政府に殺鼠剤に使われる重金属のタリウムを盛られて死んでしまった。


OSHOのコミューン(共同体)がカルトだったか?と聞かれれば、そう思われても仕方がない、と答えるだろう。
OSHOは反社会的なことしか言わないし、サニヤシンから犯罪者も出てるし、突然オレゴンの田舎町を占拠して街を作るし、弟子たちは大量のお金を献金している。


OSHOはロールスロイスを93台所持していた。
しかしこの「お金持ちの象徴」は一部に過ぎないだろう。
何せOSHO自身はそもそも財産を持っていないにも関わらず、街一つを作り上げてしまうのだからサニヤシンの資金力はシャレにならない。
当時のインテリ層がこぞって集った影響もあるのだろう。


まあ色々書いたが、正直OSHOコミューンがカルトかどうかは私にとってはどうでもいい話なのである。
私が世話になっている覚者も、その覚者が世話になったインド人もサニヤシンだ。
現在日本のスピリチュアル界で活躍している人の中にもサニヤシンがいる(公表してないっぽいので黙っておくが)。


そしてまた、「新興宗教」に関わっていた人もスピリチュアル界ではたまに見る。
私を導いている覚者も新興宗教出身である。


そういった人たちの教えを私は聴き、ありとあらゆるところを良いところどりして今の私は形成されており、それに関して何一つ文句はなく、むしろ感謝の念しかない。


今そういった宗教に搾取されていると思っている人は抜け出したらいいし、そこで喜びを感じているならそこにいたらいい。
正直安倍さんが死んだことにも、自民党が統一教会と関わっていたことにも全く関心がない。
(安倍さんが死んだことによって自民党に入れた、なんて救いようのない人間がそれなりの数おり、自民党が大勝するような選挙結果に導いた国民が騒いでる話題なんて甚だ価値があるわけないのである。
そしてまた曖昧な検査基準で数え上げられたコロナの感染者が増えたとメディアが報道している。
「バカは休み休み言わなければならない」と憲法9条に書いてあるではないか。ああ、だから自民党は憲法改正に前向…うっ…悪の自分が出てきた)


私自身の「宗教」に対するイメージ自体がほぼ最低のところにあり、OSHOもこれに関しては講話の中で口を酸っぱく、宗教批判を繰り返しているわけである。
ので、むしろ世間様が悪い意味でとはいえ宗教のことを話題にしてくれるだけで「はえ〜ちょっとありがたいな」くらいの気持ちが湧く。


とはいえこの「はえ〜」を越えるものはなく、もう世界陸上も始まっているのでそれどころではないのである。




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