覚者というのは愛情に溢れて、高尚で、完璧な人である…わけではない。



暴力をふるったり、肉体的に大きな障害を抱えていたり、爪を噛む癖があったり、すぐキレたり、常に世間を批判していたり、掘建て小屋に住んでいて室内がめちゃくちゃ汚かったり、絶対的に科学や医者を信用しなかったり、ヘビースモーカーだったり、アルコール中毒や犯罪の経験があったり、川沿いで全裸で暮らしていたりする。



よく「あるがままでいい」と耳にするが、そっくりそのままでいいのだ。



それには今この瞬間にいないこと、無意識であること、人生を楽しめないこと、他人を恨むこと、殺したいと思うこと、怒って物を壊してしまうこと…

ありとあらゆることを含む「そのままでいい」のだ。



もし究極の理解があるとすれば、「そのままでいいとは思えない」ことすら「受容」することだ。



激おこぷんぷん丸(人生で一度は使ってみたかった)そのままでいいのだ。

なんだか言っていることが私の嫌いなノンデュアリスト(カードゲームのデュエリストみたい)のようになってしまった。

ので、今日はここで書くことをやめたいと思う。



にほんブログ村 哲学・思想ブログへ