【ハートマントラ】
今はラブマントラと呼ばれている。
一番最初に伝授を勧められるマントラであり、一番作用も軽い。
人間のストレスは胸のあたり(ハートチャクラ)のスペースに概ね貯蔵されるが、そこに作用する。
【パーペチュアルライフフォースマントラ】
これも最初に伝授を勧められるものの一つ。
脳の中央の松果体から分泌される液体、「ソーマ」を分泌するマントラ。
ソーマに関しては色々な文献で色々な言われ方をしているが、ボブフィックスは松果体から分泌するホルモンだと定義している。
ソーマが脳から全身に行き渡り、表面上のストレスを取り除き、即時に、より肉体のパフォーマンスを高めるのに有効である。
【ダイヤモンドマントラ】
男性のみに伝授が可能。女性にはロータスマントラというものがある。
背骨に作用するマントラで、背骨を浄化することによって生命エネルギー(性エネルギー、クンダリーニ)が上昇しやすいようにする。
そうすることで肉体も活発になり、より瞑想的にもなる。
健康的な面でいえば背骨のストレスが即時に肉体に影響を与える、といったことは特にないとは思うので、男性的なエネルギーに興味のある方に。
【ババジジョイフルハートマントラ】
日本にはそこそこの数の伝授資格を持った瞑想教師がいるが、この瞑想は創始者のボブフィックスのみ伝授可能。
先ほど紹介したハートマントラが胸の部位のみに作用するものであったが、このマントラは下半身、上半身、胸の部位(ハートチャクラ)、頭に作用する。
深くまで作用するものではないが、全身を浄化できる優れものである。
万人におすすめできる。
【レイニングソーママントラ】
これもパーペチュアルライフフォースと同じようにソーマを分泌させるマントラ。
それと比べるとソーマの量マシマシと言ったところだろうか。
その分ストレスを取り除く量も増え、より奥深くまで作用する。
パーペチュアルライフフォースとババジジョイフルハートの間の深さと考えていい。
【ライトニングシールドマントラ(プロテクションマントラ)】
胸と頭に作用する。
今までのマントラと違うのは、より深くに作用する点である。
人間の身体は五段階で構成されている。
一番深いところから順に、空、風、火、水、土。今まで紹介したマントラは土の部分に作用するものであったが、このマントラは空の部分、いわば一番深いところから作用するマントラになる。
一見深いところから作用した方がお得感がありそうだが、それだけ土、肉体の部分に作用するには時間がかかるように思われる。
表面的な部分の浄化が済んだ人が伝授を受けた方がいいかもしれない。
【ナラシムハマントラ】
背骨から全身に浄化を働きかける。このマントラも空の部分から作用するものであるが、浄化の強さは全マントラで一番強い。
その分ストレスが出ていくときの反応(下痢や眠気など)が強く出ることもある。
これも表面の浄化が済んだ方に。
【クリシュナマントラ】
これも空から、全身に働きかける。
ナラシムハほど強力ではなく、じっくりと全身をくまなく掃除してくれる。
五段階(空、風、火、水、土)全てをバランスよく浄化してくれるので、利便性は高い。
同じく表面の浄化が済んだ方に。
【プラサードマントラ】
ほぼ浄化は起こらないマントラ。いわば瞑想が起きるだけである。
しかし浄化の作用が無い分静寂の感じが強く、ひたすら無になれる。シンプルに無の感覚を楽しみたいという方向き。
【赤タラ・白タラ】
マントラの亜種。
通常はマントラとヤントラを使うが、この瞑想はマントラとシンボル(観音様みたいな絵)を使う。まあ似たようなものである。
背骨にはスシュムナという生命エネルギーの通り道があるが、その付近を通るイダ、ピンガラという経絡を浄化するのに特化している。
赤は生命エネルギーが上昇する経絡であるピンガラを、白は下降する経絡であるイダを浄化する。この二つをバランスよく浄化することによって肉体のバランスを取る。
私が持っているマントラはこれで全てである。
私自身どのマントラがいいのかネット上で記事を漁ったが、参考になるものはほぼなかった。
そういうわけでここにメモ書きとして残しておくことにした。