光州広域市の旧都心部に国立アジア文化殿堂(ACC)があります。
↑これは正面玄関とは反対側の方向から撮った写真です~
ここの広場の片隅には、こんなものが・・・。
作品の名前は、「ビクトリー」
これは、後ろから撮った写真なんですが、
青空に向かってピース!した感じがいいなあ…と思ってとったものです。
中国のアーティストが、1980年5月18日におきた5.18光州民主化運動の話を聞いて
それをもとに、造ったものだそうです。
市民の人々が、骨身を削り、血を流して手に入れたビクトリー…ということで
人差し指と中指が骨になっています。
最初は、「ギョッ!?」としましたが、
民主化運動でなくとも、生きていく中で骨身を削るような思いで
勝ち取ったものってあるよなあ…という思いでみると、妙に気に入ってしまった作品です。
…後ろから撮った写真ばかりですみません…
現在は、光州は広域市、日本でいうと政令都市として、全羅南道からは独立した行政体になっていますが、
1995年に広域市になるまでは、全羅南道の道庁所在地となっていました。
そのため、特に光州広域市から全羅南道の各市郡へのバス路線が発達しています。
そして、全羅南道の道庁跡地に国立アジア文化殿堂(ACC)が立てられたのです。
建てられた…といっても、地下4階の建造物なので、地上一階は公園と旧道庁の建物が一部残っているだけなんです。
ACCについてのご紹介は、のちほど・・。^^ゞ