こんにちは!
MojoStudio スタッフ/生徒/Latin Beauty®︎プロメンバーのNATSUMIです。
今日は
ここMojoStudioでの新企画スタートのお知らせに参りました!
その名も、、、
50:50 チャレンジ!
50:50チャレンジとは?ご説明しますね!
“Latin Beauty®︎創立者/MojoStudioオーナーMOMOKOと
各分野で活躍するプロダンサー達の終わりのない挑戦。
ハイヒールで怪我無く美しく踊るためには何が必要なのか?
プロダンサーによるプロダンサーのためのプライベートレッスンの模様を追った、ドキュメンタリーシリーズ。”
です!!
第一弾の今回はアクロバット/ストリートダンサーであるMAYA!
彼女はシルクドソレイユ登録ダンサー/FUERZA BRUTA WA 日本人キャスト/インストラクター/振付師
そして社会やスポーツをダンスと繋いでいく、Sol Art Company代表者
幅広く活躍中の現役プロダンサーです。
プロのダンサーとプロの指導者が交わってどんな化学変化が生まれたのでしょうか、、
全二編でお届けした今回のチャレンジの様子はMojoStudio YouTube チャンネルにて公開中です(^^)
【50:50 チャレンジ Episode 1 MAYA編 前編】
“身体を根本から理解するための理論“
オーディションを控えたダンサーが、ヒールダンスという新しい武器を手に入れるために奮闘。
身体の使い方を知るということ。身体の仕組みを理解することからスタート。
【50:50 チャレンジ Episode 2 MAYA編 後編】
“新しい身体へ組み替える”
新しい身体の使い方を“知る”から“得る”というステージへ。
慢心することなく常に上だけを見て進化を続ける彼女の姿に私も、エネルギーをもらいます。
(練習へのモチベーション上がるぅうううううう!この記事を投稿したら私もスタジオ行ってきます!)
これからの活躍も楽しみです!
最後に、
約1ヶ月のチャレンジを終えたMAYAさんからいただいた感想をノーカットで公開します!
お楽しみください😊
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シルクドソレイユの舞台に立ちたい。世界の舞台に立ちたい。と本気で思い、ゆっくりしている時間もないので、具体的に何をするかを考え、整理しました。
仕事を減らして自分の時間を作る。
オーディションで必要な要素の技術の習得。
得意なことを伸ばす。
生きていれば日々多くの選択がありますが、
この覚悟は割と大きなもので、ターニングポイントの一つとなるようなことでした。
よしっ!!と決だし、覚悟したのに途端にどんどん怖くなって苦しくなっていってしまいました。
そんな自分がおかしいのかと思いつつ、
清々しく踊れないことに対して、ダンスやる資格あるのか?とか、強みすら分からなくなって自信がなくなって、自分がなにものかすら分からなくなってしまいました。
"そんなんなら辞めちまえ"とか、"やるの?やらないの?"を何度自分に投げかけたことか。。
初めてダンスが楽しく無くなりました。。
ほぼ、、ナニクソ根性でここまで来たら、今度はそういう原動力じゃ通用しなかったり、そういう問題じゃないところにきたんだなっと。
そんな感情を相談したのと、
オーディションでヒールが必要だから習得したいことをMomoちゃんに話しました。
色々理解をしてくれて、この1ヶ月チャレンジが始まりました。
今Heelで踊るのが流行っていますが、
理論でも分かりたい。そして、
国内や海外で経験と実績を積んでるMomoちゃんにちゃんと習いたい。ということでお願いしました。
出来ないことでもイメージがあることは、結構自分に悔しくなったりするのですが、
Heelダンスは奥深くて悔しいなんて思いもしないくらいその100歩前くらいに自分が居て、笑うしかないとはこのことだと納得したことを覚えています。
でもなんだか、お手上げ、、という感覚ではありませんでした。
身体は少しずつ掴める感覚や、違った使い方になったときの感覚、筋肉や骨、そして脳。
なんだかスッキリとシンプルでもありました。
途中、、
美しいってしんどーーっ!!
とか、
脚が攣ったり、
ラテンダンサーや競技者、そして生徒さん達がとんでもなくすごいことをやっているーーー!!!とリスペクトが止まらない!!
"美しい"って容易ではないですね。笑
一方、こんなにダンスを仕事にしてきているのに、違うダンスであれど身体は同じなので、こんなに使えていなかったんだ、、とか、だから痛めやすかったんだ、、とか、恥ずかしながらに分かったこともありました。
バレエを受けるときは、骨盤や腸腰筋を立てたり使ったり、
Jazzを踊る時は肋骨の締めと背骨から動くことを意識したり、
HipHopやSoulを踊るときも背骨一つ一つでmoveを出すことなど、
フォーカスすることが変わり、掴める感覚も変わりました。
Heelで踊ること=身体を締め上げて固めて支えると思っていました。
しかし、
身体を外から内に固めたり、とにかく真ん中真ん中、と思っていたのは違っていて、
意識的には雲の巣のように、外に力を張り巡らして使う。床からのエネルギーを利用すること。
引き上げる!とか、床を押す!とか、もちろんそうなんですが、一つだけの事ではなく、
骨を正しい位置に組み立てて使い、全てのエネルギーを放射線状に張り巡らして使う!!
振り子のような重心移動や、
身体の部位ごとに、締めたり開いたりエネルギーを作り、
そのどれもが新鮮で明確な理論や使い方やイメージがとても素晴らしい学びとなりました!!!
ダンスのジャンルではなく、
ケガをしない身体の使い方、身体表現、音の表現の幅が広がるのは間違いないと思いました。
知らないことを知れる喜び、
自分の身体なのに使えておらず眠っていたもの、
ストリートダンスやJazzに通ずるもの、
そんなことにワクワクしていました。
もっともっと自分にフォーカスして発見し、伸び代がまた見えました。
そこに気づかせてもらえたことに感謝しています!!
再び新鮮な気持ちでDanceという奥深い表現と自分と向き合って行きたいと思います。
9/1/2020 Maya
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