性被害者が被害発覚におびえるゆがんだ構造を作り出したのは加害者の傲慢と周囲の黙認では? | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

このテーマを続けます。

ジャニーズ創業者からの性被害を告発したカウアン・オカモトさん(4世、26歳)が24日、ブラジルの非営利団体「ブラジル日報協会」が発刊する邦字新聞からの取材に応じられました。

 

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(ブラジル日報) - Yahoo!ニュース 配信 引用

元ジャニーズJr カウアン・オカモトが性被害告発 「現実だと思えなかった」 芸能事務所に真摯な対応求める

 

 カウアンさんは今回記者会見で告発した理由を「今までいろいろ隠してきたが、今年は正直に生きたいと思い、会見を開いた」と説明。

記事画面

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こうした被害は被害者が隠さざるをえないねじれ現象ともいうべき不整合が目立ちます。いっぽう、加害者のほうはそれをいいことにさらなる加害を続けていくというのがこの告発事案からは推して知れるのではないでしょうか?

「どうせ、少年時代は羞恥心等から被害告発はしない」「世人後に告発してもあらかたのメディアは相手にしない」「それだけの有形無形のマスコミ対策は万全」等々のたかをくくった心理がこの構造の根底にあるのではないでしょうか?

被害者が被害発覚におびえ加害者は反省のそぶりもなく同種加害を続けていく堂々巡りが数十年間回っていた可能性が強いことへは驚きと悲しみを禁じ得ないところです。

 

そしてカウアン氏が提起している芸能事務所への真摯な対応は、そうした傲慢さやその所産たる行為の連続への事務所内外の黙認構造に対するものとも思われます。