元小学校講師(31歳前後)を書類送検 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

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長野市に住む30代前半(31歳か)と思われる公立小学校教諭の男性が10代の少年を誘い出し、深夜、自宅に滞在させたとして県の、子どもを性被害から守る条例違反の疑いで書類送検されていたことが分かったことを伝える報道が出ました。

 

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(SBC信越放送) - Yahoo!ニュース最終更新:7/31(水) 21:31

深夜に少年を自宅に誘い出す…元小学校講師を書類送検

 

男性教員は当時29歳で、おととし5月、SNSを通じて知り合った県内の10代の少年を誘い出し、深夜、自宅に滞在させたとされます。
条例では、18歳未満の子どもを保護者の同意や正当な理由がなく深夜に連れ出す行為を禁じています。
教員の書類送検は、きのう青少年問題協議会で公表されました。
男性は期限付きの臨時講師ですでに任期満了のため退職していて、県教委は処分対象外だったため公表しなかったとしています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190731-00357392-sbcv-l20

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子どもを性被害から守る条例違反容疑ということですが、記事だけでは泊めた少年へのわいせつ行為があったかどうかは定かではありません。したがって少年へのわいせつ関連のテーマではなく「警察、マスコミ」のテーマに入れました。

 

少年と知り合った、SNSの属性がたとえ同性愛に関する出会い系のものであったとしてもそれだけで、容疑者宅でわいせつ行為があったかどうかは確証はとれません。10代の少年が18歳以上であれば性的接触に同意があれば、自由恋愛の範疇での行為になり合法となりますから、その条例容疑で立件したのであれば少年は18歳未満である蓋然性が強いものと思われます。その場合は少年からの同意があっても違法となりましょう。

そもそも自宅に18歳未満の子を保護者の許可等なく泊めたことのみが現時点では問われ、それ以上の行為への立件がなかったのであれば、わいせつ性を推察で云々することはできません。

 

いずれにせよ警察や教委の公表は情報量が少ないことが気になります。両機関とも公表は防犯および防備効果を高めるためでもあることを心すべきだと思わざるをえません。県教委の公表しなかった理由など単に隠しておきたかっただけとも思われ、防備・防犯効果の観点から言えば論外でしょう。全国の教委は長野県教委の今回判明したおととし5月の事案の隠ぺいおよびカバーアップを反面教師とすべきと思ってしまいました。