「この信号機のジャケット斬新ですよね!」 | mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

mojorのブログ@事件等を教訓に己を律しよう!

当ブログはその目的を防犯および性犯罪被害への注意喚起とします。被害者・加害者両方の悲劇が事件等の教訓から少しでも減る事に寄与すれば管理者冥利につきます。

1950年代後半のジャズの話題です。


時代とともに輝き、音楽的使命を果たしたと思われる時点で結果的に見事な引き際のタイミングを見せてくれたウッド・ベースのレジェンド、ポール・チェンバーズを初めて聴いたのは大学時代の80年代初頭前後だったでしょうか。マイルス(tp)かコルトレーン(ts,ss)あるいはウェス(g)あたりのバックとして特徴あるベースラインあるいはソロを聴かせてくれました。特にFMラジオで聞いたマイルスの1956年の録音「COOKIN'」より「マイ・ファニー・バレンタイン」のベースラインの印象深さはよく覚えています。

1957年録音のポール・チェンバーズの名義の三作目のアルバム「BASS ON TOP」を購入したのは数年前で学生時代からは随分と時系列に差がでてきますが、ギタリストのケニー・バレルの演奏のほうがインパクトは強かったのは私もE・ギターを少々かじっているからでしょうか。その後、ベーシストアルバムとしての同CDの印象の希薄性から他のチェンバーズ名義に関してはどこか避けていたのかもしれません。


ところが最近のソニーの携帯用音楽プレイヤーの流行のあおりで私もジャズや本格派ロックアルバムを入れることにはまるにつれ、昔、大学生協のレコード売り場で見たチェンバーズ名義の別のアルバムGo2枚組)がなんとなく欲しくなりました。見ての通り信号のジャケットが印象的す。「いつか買うぞ」と思っていて30年を超えてしまったわけです。しかし行きつけのレンタル店にあるチェンバース名義は1956年ブルーノートへの録音のWhims of Chambers しかなく「Go」は延期してひとまずそれをレンタルして入れました。

内容は素晴らしいの一言です。代表作とされている前述の「BASS ON TOP」よりはるかに素晴らしいですね。J・コルトレーン(ts)をはじめバックのグルーブもさすがに歴史的名手ぞろいです。

私よりはるかにジャズ通の友人に聞いてみるとやはりこのアルバムの素晴らしさはさもありなんでした。


ただし、信号のジャケットが印象的な「Go」が依然気になります。近日中に聴くつもりです。

最後にこの「Go」の上記アマゾンリンクでのある方によるカスタマーレビューを引用させていただきましょう。


この信号機のジャケット斬新ですよね!
ジャケット写真だけでも買う価値ありますよ。
          (略)