6月10日付がオバQなら本欄は初代ウルトラマンです。
既述のように私は小学校6年間は電車での越境入学でした。学校の最寄の駅には鉄道弘済会(現キヨスク)がありそこで見かけたのが少年雑誌のウルトラマンの表紙です。
週刊少年マガジン1966年(昭和41年)31号
こちら
リンク切れにつき追記します。2023年1月2日
追記以上
日曜の19時から30分間の放映(TBS系列)が始まったのは昭和41年(1966年)7月17日からです。雑誌が発売される前はあまり意識していなかっいたのですが、表紙は衝撃的でした。
欲しいものはすぐに買わないというのはよくあることですが、その後、ニ・三日は売店で表紙を見るたびに胸をときめかしていました。恋していたといっても過言ではありません。
いつか買おう、買おうと思いながら結局、買わなかったような気がします。何でもそうですが手元にある(いる)よりイメージや記憶の中で思い焦がれるほうが恋の濃度は大きいのではないでしょうか。
むろん、この表紙への衝撃が大きかったぶんウルトラマンセヴンなど続くシリーズへは偽ウルトラマンとして全く興味の対象外でした。
ただし売店からその号がなくなるやいなや恋は見事に冷めてしまいました。(残念!)飽きっぽいのでしょうか、移り気なのでしょうか(笑)それどころか生来が天邪鬼(あまんじゃく)でひねくれていたのでしょう、テレビ画面の対決場面でも級友など皆からの人気者のウルトラマンではなく怪獣や異星人を応援していました。
が、短い期間のあの淡い胸のときめきはやはり心地よい思い出として私の人生行路に刻印されたことは間違いありません。
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追記〈2022年1月2日)
ウルトラマン表紙の週刊少年マガジンを初めて見たのはまだ番組が始まっていない時系列でした。次週から始まるといったところだったでしょうか。
しかるに上述の1966年(昭和41年)31号が8月7日号は番組開始後にして夏休みが始まってからの刊行であることから、朝の通学時に駅の売店で見かけたのは同年20号だったのかもしれないことがたまたまヤフオクの画面を見て思うようになりました。
「 少年マガジン 1966年20号 表紙:ウルトラマンvsネロンガ 超貴重本 」
ヤフオク画面(一定期間でリンク切れします)
同(同)
一緒に写っているバルタン星人との初めての出会いがこの表紙であったことは間違いありません。
追記は以上です。