●期待をしないこと。

●どんなスープが出来上がるかは鍋しか知らない。

●鍋は偉い。尊敬の念をこめて洗い磨く。が、期待はほどほどに。

●磨いた鍋はからのまましばらく置く。すぐにつくり始めない。我慢をする

●空の鍋に何か転がり込んでこないものかと、ほどほどに期待する。

●しかし、すべては鍋に任せる。すると、鍋がつくってくれる。

●冷蔵庫を覗き、たまたまそのときにあったものを鍋に放り込む。

●何でもいいが、好物のじゃがいもは入れておきたい。

●もちろん、じゃがいもでなくてもいい。これは外せないというものを何かひとつ。

●鍋に水を入れ、火をつけると、そのうち湯気がたつ。湯気もまた尊い。

●換気を忘れないこと。窓をあけて、ついでに外の様子も見る。

●晴れていようが、曇っていようが、雨だろうが、スープはどんな空にも合う。

●それも偉い。

●やがて、じゃがいもがくずれてとける。

●じゃがいも以外の諸君も、そのうちとけ始める。

●とけて、我彼の区別がつかなくなったら、それで完成。

●本当は完成などないが、まぁ、良いや。

●熱いうちに食す。

●そして、冷めないうちに近所の誰それに。

●あるいは、思い出される人たちに。面倒なら、思い出すだけでもいい。

●これを、スープの冷めない距離という。

●この距離を保つのが、なかなか難しい。

●その訓練のためにスープをつくるーーというのはタテマエ。

●ここに書いたことはすべて忘れ、ただひとこと念じればいい。

●とにかく、おいしい!


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