米Googleは、6月28日ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）『Google+』を発表しました。
現時点では、少数ユーザーを対象に招待制で試験運用が行われています。
近い将来すべてのユーザーに提供する予定で、同Webサイトでメールアドレスを入力して申し込めば、準備ができ次第優先的に連絡してもらえるようです。
『Google+』のコンセプトは、ウェブで現実世界の人間関係を再現すること。
従来のSNSのようにすべての知人やWeb全体に情報を発信するのではなく、個々のグループ（サークル）ごとに細かい粒度で情報を共有できるようにし、コミュニケーションの細やかさを再現すると説明してます。
Google+ は、四つのサービスで構成されています。
（1）日常生活と同様にコミュニティーごとにコンテンツを共有できるようにする "+Circles"
（2）会話のきっかけを提供するオンラインの情報共有エンジン "+Sparks"
（3）「楽しく、流動的で、新たな発見の場にしたい」 それを実現するために作ったのがビデオチャットルーム "+Hangouts"
（4）モバイル端末で位置情報を付きのメッセージや写真を簡単にアップロードしたり、グループでチャットしたりできる "+Mobile"
Google+ はAndroid マーケットからダウンロードでき、モバイルからも利用できるようです。
またApp Store にも近日登場予定。
Android端末のシェア増加が進んでいる昨今、facebookの強力な対抗馬となることは、間違いなさそうですね。