学校も塾もやっと、おそるおそる手探りで授業が始まりましたね。
数年前の私の教え子が、小4の時に賞をいただいた句を思い出しました。
「よーいどん
どっちへ行こうか
赤とんぼ」
まさに、いまみなさんこんな状態かなと、ふと思い出したのでした。
夏の終わり、秋の夕暮れなどに赤とんぼが飛んでいるのを、よく見かけます。
多くのとんぼが錯綜して飛んでいる様子を詠った句だと思います。
今、コロナ禍の後、ある意味一斉授業が再開しましたが、みんながみんな喜んでいるばかりではなく、親御様が家庭にいるせいか、なんとなく不登校になっている子もいるようです。
一方、子どもですから、お友達に会えると喜んで登校する子供もいます。
本当に子どもたちがあちらへこちらへと錯綜している状況です。
コロナの後の生活様式がどのように変化していくのか、それを私たち一人ひとりが手探りで、探ってその中で心地よい空間や生活様式を作っていく時代に入っていくのだと、私自身もおそるおそる、様子を伺いつつ日々を過ごしております。
これといった正解はないでしょう。
新たな共同世界を作る時代に、まさに突入しているときなのでしょう。
だから、よーいどん! なんです。
でも焦らなくていいよ、一人ひとりのペースでいいんじゃないかな。。