もう一つ上を目指すには。。 | それでもまた陽はのぼる。

それでもまた陽はのぼる。

カウンセラーの小さなつぶやきです。10人よれば、10人十色の人生があるのです。

どんな人でも乗り越えられない悲しみや、つらいことはないのです。

必ずまた陽はのぼるのです。日々のさまざまな事を受け入れ、そして次の一歩を踏み出してもらいたいと願っています。

中学受験の国語指導をしていく中で、各生徒に合わせ、目標を立て進めています。


今年は本当にいろいろなパターンがあるようで(各年度の違いとも言えるでしょう)、こちらもあれこれ考えて指導しています。


その中の一人の場合です。


まず、読書の習慣がない=日常的に文章との触れ合いが、できる生徒に比べ決定的に少ない。


そこで、問題文、特に物語文を解いた中で、興味を持った文章の元になっている本を読んでみる。(これは一度クリア!)


読書の継続が中々難しいので、塾から渡されている教本の文章を読む。但し問題は解かなくても良い=ここが、国語の勉強のハードルを下げてくれる。


そして、肝心の点数は、始めの目標は半分の点数を取る。

150点満点だったら、75点、100点満点だったら50点を目標とする。


なんとなく、近い点数になったら、この点数を維持すべく定着させる。


定着しないと我流に戻るので、ここはあせらず、半分を目指し、同時に褒めて自信を持たせる。


これが定着すると、点数が崩れることは考えにくい。


ここからもう一段上を目指すには、例えば100点越え(150点満点中)するには、やはり振り返りである


終わったテストを解きっぱなしではなく、なぜ間違えたのか、どうすれば、100点までたどりつけるか(具体的には後何問正解の必要があったのか)を振り返ることである。



これをすることで、生徒自身の自覚が芽生え、より文章を注意深く読むようになるのである。



もちろん、御三家や偏差値65以上の場合はこれでは足りないのだが、もともと不得意としている科目の点数はそう簡単には伸ばせない。



地道な努力を鍛えこむ、教え込む、刷り込むことが必要なのである。


ペタしてね