障碍者同士の合コン。。 | それでもまた陽はのぼる。

それでもまた陽はのぼる。

カウンセラーの小さなつぶやきです。10人よれば、10人十色の人生があるのです。

どんな人でも乗り越えられない悲しみや、つらいことはないのです。

必ずまた陽はのぼるのです。日々のさまざまな事を受け入れ、そして次の一歩を踏み出してもらいたいと願っています。

たまたまTVをつけたところ、某TV局で障碍者同士の合コン企画をやっていた。





さて、障碍者に対して、みなさん色々な意見をお持ちだと思う。


中にはご自身の周囲に障碍者がいないとなれば、ますますもって他人事になってしまうか、あまり気にしない(健常者と同じ程度に考えているか考えたこともない)かもしれない。





実は私は、この番組を見て不愉快に思ったのである。





障碍者といっても様々な形の障碍があって一つでくくることは難しいことはわかっている。


当然TVの中でも先天的障碍者や、後天的な障碍者などさまざまな人が出演していた。





その彼らが合コンをしている風景を番組化して、健常者となんら変わりないということを世間に訴えたかったのだとは思う。





しかし、やはり健常者とは大きく違うハードルを持っている。


単純に健常者と変わりない、同じ人間だと考えることは悪い事ではないと思うが、彼らには社会的にできることとできないことがある。


つまり、社会参加が現実的に難しい人も中にはいるということである。





そのような企画をするのであれば、健常者も交えた合コン企画をするべきではないかと違和感を感じたのである。





健常者も交えた合コンでカップル誕生でこそ、本当のハードルをはずしたことになるのではないだろうか。





障碍者だけの合コンは、ある意味「障碍者」イジメにもつながりかねないと老婆心ながら危惧したのである。





障碍者が健常者と同様に社会参加することには賛成であるが、それ以前に健常者の障碍者への理解の浸透が先ではないだろうか。。。


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