「可能性は、可能性を信じる人にのみその姿を現す」
これは、ある本に書かれていたことなのだが、信じるか信じないかというとなにやら宗教じみた思考に走らせそうであるが、人間の可能性は無限大であると常日頃思っている。
だから、ちょっとした可能性を感じたら、その可能性にかけてみるということは実に大切なことだと思う。
特に、子供、学生の場合はまだまだ長い人生が待っている。
そんな長い人生の早い時期から、「ダメだし」はマイナスだと思う。
まずは肯定してあげることが、相手にとっては「受け入れられた=安心感」が沸き、そこからやる気奮闘に結びつくことはいくらだってある。
大人は、自分の経験値で何かと物事を判断しがちである。
もちろん、世間体やらよその子供との比較もある。
しかし、当の本人ではないのだから、本人の「やる気の芽」を早くに採ってしまい、「ダメな子」の烙印を押すのはよろしくない。
これは普段気がつかないうち、知らず知らずにその傾向が強いのは大人の性かもしれない。
まずは、「よくできたね」「それでいいんだよ」という言葉からはじめてはどうだろうか。
「これでいいんだ」という気持ちが次の一歩を踏み出すことができる。
背中を押す一言になる。
引いてはそれが新たな可能性に結びつくのである。
だからこそ、可能性を信じることは果てしない伸びしろに結びつけることができるのではないだろうか。
