発達障害は、臨床心理の世界においてその考え方も含め現代は随分と多様化されてきている。
一昔前、私が小さい頃は、今のように、あれこれ病名を聞くことがなく、わりに大きなくくりだけであった。
知的障害者、身体障害者、てんかんもち。。
せいぜいこんな分け方ぐらいだったであろう。
現在は病名も増え、症状も細かに分かれている。
しかし、肝心の子供の親が気づいていないケース、認めたくないケースが意外に多いのではないだろうか。
これは、家庭教師をしている子供から気づいてしまう。
しかし、これといった決めてはなく、あくまで心理士としての客観的仮説の域を超えていない。
もちろん、気がついている親もいて、実際に親御さんと話をするケースもあるが、残念なのは、すでに病院に通っているから、通級教室へ通っているからで終わってしまっている点である。
病院に通っているなら、もっと改善されるだろうに、通級教室に通っているからそれでいいのか?
という疑問をもたざるを得ないのが現状である。
なぜ、もっと子供の状態を知ろうとしないのだろうか。
もし、もっと知りたいと思うなら、「うちの子どんな様子ですか」という質問をぶつけてくるべきではないかと考えてしまう。
本当に子供のことを思うなら、もっと子供とコミュニケーションを取ったり、子供のことを知ろうとして欲しいものである。
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