2月にエントリーした
ニセコクラシック。

この日の為に練習していたが、上位入賞と
いうよりは満足の行く走りをしてニセコを
楽しむという目標を立てていた。

ただ6月前半の事故の影響で、距離は
1000キロだけだったけど、後半追い込めた
練習ができたので良かった。

今朝は4時起床。
隣の部屋の方と挨拶したら、何と
去年優勝した田崎選手であることに驚く。
準備をしてから自走で蘭越のスタート会場へ
向かう。

片道30キロあるので、とにかく軽めに流す。

スタート会場には早めに着いて、
バナナなどでしっかり補給する。


スタート前までは緊張感が一杯。
いつものように脚をパンパン叩いて、
気合いを注入。

ローリングスタートから、ディレクターカー
からスタートの合図で一気にペースアップ。

先頭集団で頑張っていたけど、20キロ地点、
緩い上りで中切れ発生。

中切れになった僕たちは少ない人数で追うも、
集団はどんどん遠くなる。この時点でアウト。

更に後方から来る集団とドッキングして
追走に入るも、 イマイチ活性化しない。

ここから10キロに渡る、長い上りが始まる。
この上りは、きつい傾斜はなく延々と
だらだらな上りが続く。

段々とバラツキ始め、僕も千切れてしまう。

あとはしばらく一人旅が続く。

アップダウンも続き、暑くなり始め、
心が折れそうになる。

すると、オフィシャルバイクから、まもなく
140キロの先頭が来るとのアナウンスが。

合流して、一緒にゴール会場まで
、、と思いは甘く、田崎選手や森本選手を
含めた集団の上りのペースは半端なく速く
秒殺で千切れる笑

でも最後のアップダウン区間をクリアしてから
段々と回復しだして、急に調子が上がりだす。
たまたま同じ集団にいた50代の選手と
集団を抜け出して前を追う。

この方がとても強く。
ペースがどんどん上がる。

僕も少しでも順位を
上げたいので、アゲアゲ状態になる。

そして最後の上り。
この上りはまさしく生松台と同じような
コースだったのでアウター全開で回す。

最後だからとにかく無我無心で回す。
ゴール前は凄い声援で、鼻水とヨダレ全開で
ゴール!

ゴールした時は感動して、泣きそうになった。

振り返ると最初の上りでは精彩を欠いたが、
後半は自分の走りが出来て満足している。

また課題はやはり上り。

夏はまた上りの強化トレーニングをしたい。

最後にニセコは風景のみならず、規模も
今まで出たレースと全然違う。

とても素晴らしいレース運営でした。

おきなわに飽きた方がいたら、ニセコと
いう選択肢は大いにありだし、絶対楽しい
内容です。

来年は皆さんも是非!

ニセコクラシック70キロ

2時間10分22秒

204人中44位