昨日のお嬢さんの写真は2枚しか取ってなくて1枚はピンボケ。残りの1枚は寝てたけどムクっと起きたところだったのでお顔が怖いです。
おとといの夜、ご近所のわんこ友だちお姉さんが2週間の海外出張帰りにお嬢さんに会いたいよっていう連絡をくれました。
それで昨日わが家に来てもらったんですが、私は十分すぎるほど事前にお嬢さんはもう歩けなくて、寝たきりで、などなどお伝えしていたんですが多分「またまた大げさな〜」って思われていたんだと思います。
見てみなければわからないことがあるっていうのは良くわかります。
それで「さあお散歩一緒に行きましょ〜玄関先で挨拶だけして帰ってもいいんですけど、もし良かったらと思ってお散歩のカート持ってきましたよ〜」ってな感じでいらしたので、ひとまずおうちにあがってもらったんですね。
寝ていたお嬢さんはハッと気付いて慌てて首だけ持ち上げてピーピー言って喜びました。
お姉さんはお嬢さんを見てしばし絶句。しばらくしてからお嬢さんのところに駆け寄ってヨシヨシしてくれたんですが、お嬢さんすぐ疲れちゃっておとなしくしていました。
「2週間前は元気に走っていたのに、シッポも振れないんですね」
といって泣くお姉さん(>_<)
でも私はお嬢さんがピーピー喜んだ姿が見られてうれしかったのでした。お姉さんが出張に行く前、心ひそかにもう会えなかったらイヤだな、生きててほしいなぁって思っていたので。
お姉さんがお嬢さんに何か話しかけている間に、もともと往診を頼んでいた先生が到着。
お姉さんはもう少しお嬢さんといてくれるというので先生とお姉さん、私でお嬢さんを囲みました。
お嬢さんがごはんを食べないのでお薬も飲めていないことを告げると、出ているお薬のオンシオールをもう飲ませないというお約束でステロイドを打ってもらいました。
ステロイドを打つといいのは痛み止めの効果があること、食欲増進の効果があることだそうです。
先生のおうちのわんこが同じ状態ならまずはステロイドを打つというご意見。先生は確かシェルティちゃんを飼っていた気がします。
副作用としては、またしても免疫力が落ちるので続けるなら抗生剤が必要になること。
ただでさえ抗がん剤の骨髄毒性で落ちているお嬢さんの免疫力。でもまぁ抗生剤でコントロールできるのなら良いのです。
お話好きの先生はいつものようにあれこれお話してくれたのですが、ついでに一緒にいるお姉さんがシクシクしがちなこと、また少し良くなったらお散歩に連れ出したいと言ってくれることに対して「初対面でこんなこと言うのは失礼なんですけど」と前置きして、お嬢さんの顔を見て泣いたり泣きながら話しかけないでほしいこと、わんことニンゲンは以心伝心だから泣くならよその場所で、お嬢さんの近くにいるときは黙って触るとか楽しいことを話しかけるとかにしてほしいこと、ステロイドを打って寝たきりから伏せができるくらいまで回復したとしてもカートに乗せてお散歩に連れ出そうとしないでほしいこと、そこでケガでもしたら私との関係性が悪くなるし、お嬢さんがお散歩を望んでいるとは限らない可能性も考えてほしい、などというお話をしていました。
でもお姉さんは初めて寝たきりお嬢さんの姿を見たばかりだったので、シクシクしちゃうのも仕方ないですよね〜
お散歩だってできるくらいに治ってくれると思ってくれることはとってもありがたいのです。
でも先生がそういうことを言ってくれたことにも感謝。そうじゃないと、動かない手や足をリハビリしましょって動かしていたので痛いなぁって思っていたらお嬢さんがかわいそう。
とりあえずステロイドを打ったら1〜2時間くらいでごはん食べるようになるよ〜って言われたんですが、先生もお姉さんも帰った後にお嬢さんは吐き、そのまま今日もまだごはんを食べず、お水はどうにか30ccくらい飲んだかな〜って感じです。
これは少なすぎる〜
本当はこれからステロイドの錠剤をもらいに行くはずだったんですが、なんせ食べてくれないのでお薬飲ませられませんよね。
それで今日も往診に来てもらい、今度は吐き気どめの注射も打ってもらいましたとさ。
熱が少しあったので脇に保冷剤挟んでいますヨ。
先生のお話では、体力は落ちてきているけど声をかければこちらを見てアイコンタクトができるのでまだまだ大丈夫とのこと。
砂糖水でも何でも口にしてくれればいいからとにかくあげてみて〜ということでした。
吐き気どめで吐き気は抑えられても食欲が出てくれないことには、ですけど、楽になったら食べたくなるかも?どうかな?食べておくれ〜
こんな感じで今日も明日も明後日も、もっともっと、どうにかこうにかがんばってくれますように
そしてどこのおうちのわんこもニンゲンも平和に健やかに過ごせますように