授業内容等を参考までに。
授業で話スピードがとてもはやく、テキスト内容は完全に把握していないとついていけません。
また、覚えておいてくださいと言ってた箇所が、あんまり試験には出てませんでした。(小児と病理は出た)
泌尿器科なんて、MSKCC分類とD'Amico分類絶対覚えろって言っておきながら、まったく違う問題出てて鬼畜でした(笑)
テキストで書かれていない問題は数問出ますが、基本は線引いたところからしか出ません。
テキストは丸暗記しましょう。
それでは後半です。
【2017年度癌治療認定医試験 後半】
1.脳腫瘍
・膠芽腫に対して使用する薬剤は?
temorolomide
・転移性脳腫瘍に関して正しいのは?
原発巣として最も多いのは前立腺癌である ×
KPSが予後因子の1つである 〇
全脳照射でOSの延長が見られる ×
死因として神経死が約50% ×
転移巣が4個以下では定位放射線治療は効かない ×
2.頭頚部癌
・頭頚部癌で使う薬剤で間違えてるのは?
CDDP
fluorouracil
docetaxel
cetuximab
paclitaxel ×
3.食道がん (再現不可)
4.胃がん
・正しいのは?
定型手術とは、肛側2/3以上を切除する幽門側胃切除術である 〇
StageⅠに対する腹腔鏡手術は、まだ研究段階である ×
網嚢切除は積極的に行う ×
脾臓は切除する ×
5.大腸がん
・追加で腸管切除の適応にならないのは?
脈管侵襲陽性
印環細胞癌
浸潤先端部 grade2
SM浸潤距離 100μm 〇
断端陽性
・大腸がん補助化学療法で使用しない組み合わせは?
fluorouracil+leucoborin
capecitabine
capecitabine+oxaliplatin
fluorouracil+leucovorin+oxaliplatin
fluorouracil+leucovorin+irinotecan 〇
6.肝がん
・正しいのは?
Child分類Aでsorafenibを使用する 〇
sofafenib不応患者にbrivanibを使用する ×
sorafenibと動注化学療法の比較試験が行われた ×
7.膵癌
・切除対象となる症例2つ
肝転移
肺転移
門脈 〇
上腸管膜動脈
所属リンパ節転移 〇
・切除不能症例に対する治療2つ
oxaliplatin+irinotecan+fluorouracil+leucovorin 〇
nab-paclitaxel+GEM 〇
8.肺がん
・T790M変異に対する治療薬は?
osimertinib
・正しいのは?
pembrolizumabは抗PD-1モノクローナル抗体である 〇
pembrolizumabは、非小細胞非扁平上皮癌に対して初回から投与する たぶん×
pembrolizumabは、EGFR(+)には効果が高い ×
9.乳がん
・発症リスクで正しいの2つ
初産年齢の高い患者はリスクが減少する ×
初潮年齢が高いとリスクが軽減する 〇
出産経験のある患者はリスクが増加する ×
閉経後の肥満はリスクが増加する 〇
・ER陰性 HER2陽性の症例に対する一次治療薬で正しいのは?
trastuzumab emtansin ×
trastuzumab+pertuzumab+docetaxel 〇
10.婦人科癌
・卵巣がんで間違えてるのは?
術前化学療法を行った後に、手術を行った ×
11.骨・軟部腫瘍
・軟部腫瘍で正しいのは?
転移症例に対しdoxorubicinで治療を行った 〇
・正しいのは?
転移性骨腫瘍は、原発性悪性骨腫瘍よりも頻度が多い 〇
転移性骨腫瘍の原発巣では、男性は前立腺癌が最も多い ×
12.泌尿器
・膀胱がんに対して使用する膀胱注入療法の薬剤 2つ
BCG
mitomycin C
・去勢抵抗性前立腺癌に対して効果がある薬剤2つ
docetaxel
cabazitxel
13.皮膚がん
・悪性黒色腫について正しいのは?
生検は禁忌である たぶん×
ダーモスコピーは必須の検査である たぶん〇
日本では表在拡大型が多い ×
・乳房外パジェット病について間違いを1つ
若者に多い ×
外陰に発生しやすい 〇
湿疹と間違えやすい 〇
14.白血病
・GVHDの好発臓器1つ
皮膚 〇
腎臓 ×
肺 ×
15.悪性リンパ腫
・多発性骨髄腫で使用しない薬は?
bortezomib
dexamethasone など書いてた
16.小児がん
・小児がんの治療で晩期合併症で問題とならないのは?
低身長
不妊症
甲状腺がん
うっ血性心不全
あとなんか1つ 〇
・正しいの1つ
横紋筋肉腫は、完全切除できた例でも術後化学療法が必須である 〇