
白黒兄妹の、残された一匹。
次々に、姿を消してしまう子猫達
の現実に、私は、生きていてくれるのは、ほぼ不可能だと、諦めていました。
餌やりをしながら、白黒ちゃんが
居ないか、あちらこちら探しましたが、身体が小さいので、なかなか
見付けられませんでした。
やっぱり、ダメなのかな。
とてもやるせない気持ちで、数日間過ごしました。
雨が降り、畑の地面も、柔らかい土に代わり、周りの草も、濡れていました。
雨が降ってしまうと、子猫の命は、
一層、短くなってしまう。
空は、快晴。
段々、日差しが強く変わりつつあった日。
餌やりをしようと、歩いて行くと、
離れた場所から、白黒の猫が、走って来ます。
白黒猫は、他にも数匹いたので、
目の前に来て、驚きました!!!
あの、小さな白黒ちゃんが、私の前に現れ、逃げずに、こちらを見ていました。
生きていてくれたの~!!
嬉しくて嬉しくて、でも、逃げてしまうだろうと、距離を取りながら、餌を置きました。
白黒ちゃんは、餌を食べずに、こちらを見ていました。
食べな。食べて!
話し掛けていましたが、食べません
走る元気は、あるんだよね。
どうしたのかな。
こちらを見ている白黒ちゃんに、
そっ~っと、手を伸ばしたら、
全く抵抗もせずに、捕まりました。
あんなに、人に警戒していたのに、
嘘みたい。
白黒ちゃんを抱いて、可哀想でしたが、洗濯ネットしかなかったので、
それに入れて、我が家に連れて帰りました。