2003年ロシアの大富豪アブラモヴィッチが買収しオーナーに君臨してから
その巨額な資金力をバックに大型補強を続けプレミアリーグの強豪として
定着したチェルシー。

当初は名前の知れたスーパースターをかき集めたチームという感じでしたが
監督にモウリーニョ(現レアルマドリー監督)を招聘してから
名前ではなく現実的な補強を推し進めプレミアリーグ連覇を達成。

有能な監督も選手も資金力がなければ呼べないわけで。
どんな世界もそうですが成績と資本は密接な関係にあります。
最近ではマンチェスターシティが大富豪オーナーに代わり
同じようにビッグネームを次々と引き抜いて現在首位タイの成績。

しかし、先日のチャンピオンズリーグで内紛があったもようで
テベス選手の処遇が毎日取りざたされています。
実質この冬の移籍市場まで戦力外の烙印を押されたようで
移籍先がどこになるのか早くも大注目です。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-テベス

そこで登場したのが今年同じく大富豪がオーナーになった
ロシアのアンジ・マハチカラ。
先日あのロベルト・カルロスが選手兼監督に就任したチームです。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-ロベカル

この夏のマーケットでは、インテルの絶対的エース・エトーを
世界中が驚愕する金額で獲得に成功。
残念ながらインテルの現在の不調の要因でもありますが、
エトーの場合は年齢的にインテルにも大きなメリットがありましたし
母国のたくさんの貧しい親戚などに資金を提供しているという
側面もあり、いたしかたないところではありますが。

深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-エトー

今期欧州開幕後に聞こえてきたニュースだけでもランパードやジェラード、
そして今回のテベスなど毎日のようにアンジの噂が飛び交っています。

しかし、チェルシーやマンCと決定的に違うのがリーグとしてのレベルや
天候、インフラの問題。
選手に移籍を拒否されてしまえばいくら資金があっても
第2のチェルシーにはなれないわけで。

ロシアリーグがこの先10年でどこまで成熟し魅力的なリーグになるのか。
人工芝から天然芝へと環境は変わっていくのか、観客動員をどうやって伸ばすのか。
ビッグイヤーを掲げるチームは出てくるのか。日程の問題は。などなど。

アンジがその起爆剤としてどこまで推し進めていくことができるか
今後の展開も注目ですね。



先日のU-22代表戦で負傷した清武選手が今回のW杯予選欠場が決まり、
代わりに酒井宏樹選手(柏レイソル)が追加招集されました。

清武選手と同じ来年のロンドン五輪を目指すU-22日本代表でもあり
飛び級での招集となりました。

大型のサイドバックでディフェンスもダイナミックですし
酒井選手の持ち味はやっぱりサイドからの高速クロスです。
Jリーグで上位争いするレイソルの主力選手で
海外に羽ばたく予備軍として注目も高まってきています。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-酒井宏樹

ここ数年、日本選手の海外移籍が相次いで長友選手や香川選手、本田選手など
欧州でもその名を知られる選手も増えてきました。
2014年のブラジルワールドカップが今から待ち遠しいですね。

特に顕著なのがサイドバック。
現在、世界的にも人材難といわれているポジションですが、
まさに今の日本はサイドバック天国。

シャルケで活躍しているウッチーこと内田選手。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記

昨年のチャンピオンズリーグの活躍も記憶に新しいですね。

さらにはオランダで奮闘している元気印の安田選手。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-安田

突貫小僧のような小気味の良いプレーと明るいキャラクターが
現地でも人気のようですが、ちょっと今期は苦しんでいるようです。

さらには昨年のワールドカップで悔しいPKもありましたが、
今も日本代表には欠かせない駒野選手。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-駒野

左サイドは長友選手が頭一つ抜けていますので、
右サイドの一席をめぐって激しい競争が2014年まで続くことでしょう。

U-22代表にはもう一人の酒井選手も控えています。
果たして2014年のピッチに立っている選手は誰になるんでしょうか。

今週の日本代表戦で酒井宏樹選手が出場するようでしたら、
やっぱり注目してしまいますね。




WBCスーパーバンタム級の世界戦がボクシングの聖地ラスベガスで行われました。
西岡利晃選手が日本人世界王者としてはじめてこの聖地に立ち、
見事7度目の防衛に成功しました!


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-西岡

興行的にもお客様をたくさん呼べるビッグマッチや
スーパースターでないと上がれないという側面がもちろんあり、
なかなか日本人の世界王者にはお呼びがかかりませんでした。
ボクシング選手には夢の舞台だと思います。

今回は元2階級制覇を成し遂げたメキシコのラファエル・マルケス選手が
対戦相手だったというのも大きかったと思います。
内藤選手の最年長防衛記録の記録更新も果たしました。

これほどの偉大なチャンピオンですが、国内でのボクシング熱が
ここのところ以前のような活気が無くて少し残念です。

年代別に見ても2000年代は日本人世界チャンピオンが一番多く誕生しています。
良くも悪くも話題を集めている亀田兄弟や内藤選手、長谷川選手
先日最短世界チャンピオンになり注目を集めた井岡選手などなど。

日本人ボクサーのレベルアップは顕著なんですが、メディアも含めた
露出が減少傾向にあるのが残念でなりません。

90年代は辰吉選手、鬼塚選手、薬師寺選手などそのカリスマ性や
スーパースターのオーラみたいなものに引き寄せられて観戦していたものです。
もう少しさかのぼると輪島選手やガッツ石松選手、具志堅選手など
大袈裟にいえば国民を挙げての応援だった気がします。


深夜食堂もじもじのスポーツ観戦記-辰吉

高度成長期であったり社会的な背景もあるんでしょうが、
また盛り上がって欲しいなと思います。

思えばプロレス界もアントニオ猪木やジャイアント馬場の時代が終わり
テレビ中継もなくなりコアな層を中心とした世界になってきているような・・・
それを言い出せばプロ野球も大相撲もそうなのかもしれませんね。

また国民が燃え上がるような熱気が戻ってきて欲しいです。
西岡選手おめでとうございました。