会場で最も印象に残るのは、神戸から来られた母と娘さん。

 

会場に入るとすぐさま森本さんの写真を見つけ、見入っておられた。

 

・・・・

 

ボス森本とは芦屋時代からのお付き合いだったと伺った。

 

そうですか・・・。

 

わしは頷きながら「ではグラックさんはご存知ですか?」と訊いたところ

 

「ええ存じてます。

 

グラックさんもスミさん(奥さん)も亡くなられました。

 

彼の息子さんはいま映画監督ですよ・・・」

 

との返答を頂いた。

 

貴重な話だった。

 

この会場で彼ら一家とキッドさんの関係を伝えてくれる方はそういない。

 

グラックさんから「あっそう!」

 

という著書を頂いた記憶が蘇る!

 

いかにもユダヤ人、風刺の効いた中身だった。

 

さて

 

娘さんは、子供のときボスに抱っこされた記憶があると懐かしむ・・・

 

終始、涙顔だった。よほどの思い入れがあったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 祇園祭り