98年に書いた「レインボープロジェクト」再始動です。



地球大の視点からみた日本の役割プロジェクト

 

 

レインボープロジェクト 

                                               

                                              提唱者・鈴木太夢 

 

  21世紀を目前に控え、人類は数多くの難題に直面しています。

 地球環境問題から核の脅威、そして絶えることなき宗教間の争いなど『はたして世界は持続可能なのか?』という問いも真剣に議論されているなか、日本の果たすべき役割は大きく、重要だが、その指針となるべき具体策が未だに示されていない。

  ゆえに旧態依然とした日本の『政・財・官・学界・マスメディア・芸術、芸能・宗教界』の7つの分野において、21世紀のグローバルな方向性示し世界の人々から尊敬の念をもって受け入れられる新しい人類再生プロジェクトを推進する。これを総称して“レインボープロジェクト"と命名し

 

               日本世界のヒナ型

 

  レインボープロジェクトは、七色の虹のごとく、美しく輝く日本国家の姿をヒナ型として、その型を世界(地球生命体)に照らし写す、人類再生のためのサバイバル、サンシャインプロジェクトである。

 よって日本は、世界の模範となる『正しき型』を出す使命がある。

 

   


 

            20世紀は、略奪の世紀だった 

 

 火力文明(石油エネルギー中心)に支配された20世紀は、人々のを常に闘争的、利己的な方向へと導いてきました。これは地球資源が限りある物質世界のため、略奪闘争心(われ良し)の意識が強く働くのです

 それは致し方のない人間の性であり、生きんがための方策です。

  しかし、の闘争心、略奪意識は当然ながら自然破壊、排他主義となり、ひいては自己破壊へと押し流されてゆきます。

 滅亡破滅に向かって突き進む、その愚かさに気がつきはじめた人々は、新たな世界救世の教えを求めて歩きはじめています。

          

   

              
  人類再生のために

 

  レインボー・プロジェクトの提唱者、鈴木太夢氏は訴える

「混迷する世紀末の地球社会は、あらゆるジャンルで古い殻が打ち破られ、新しい道を開拓する人々が増えてきた。

 それは人が民族の垣根を超え、国境を超えて運命共同体としての意識に目覚めたからであり、その背後に『神の見えざる手』が、天の意志として発動していることはまず間違いのないことだが、世界のパラダイム変換を神の手だけに委ねておくことは人類にとってあまりに犠牲が大きい。

 自然環境の破壊と、膨大な排煙や廃棄物による大気汚染、砂漠化、温暖化など、このまま放置しておけば地球の生命体としての寿命はあと3年もたないだろう。その後、人類はカオス(混沌)の渦に巻き込まれ、再び悲惨な戦争が地上界を席巻する。

 そこで21世紀、文明の覇権が巡り来る宿命と任務を帯びた日本から人類再生のために立ち上がるのが、七色の輝きを放つレインボー・プロジェクトなのだ」と力説する。

        



    
         文明覇権の移動・21世紀は日本

 

   おもしろいことに地球の霸者、文明の覇権は百年を周期として地球上を移動してきた。

   近代では19世紀のイギリス、20世紀のアメリカ合衆国だが、世界の覇権を握った国家は必ず前任国の同盟国であることが分かる。16~17世紀スペインからポルトガル、そしてフランスからイギリス、アメリカと巡りながら20世紀も終焉に近づいた。

 そして、世界の有識者は21世紀の覇権を担う国家アメリカの同盟国であるこの日本であると見定め、その動向に熱い視線を送っているのだが、いかんせん、誠に残念ながら肝心の我が国の統治権力である政財界、官僚の方々の中で、21世紀に巡りくる「地球覇権」日本の役割を深く認識(自覚)している者数少ないのが実情である。

(覇権は必ず同盟国に転がり込む。そのタイミングはバブル経済がはじけただ。)

 

  21世紀世界の覇権を託されるのは我が国日本であること、しかも、かつての覇権国家が文明の霸者として君臨した時代(10~20世紀)比較すると、そのスケールがケタはずれに大きいことを認識しなければならないと鈴木氏は訴える。

日本の覇権期間は一世紀であるが、それは一千年に一度巡り来るグランドクロスのごとく地球人類と宇宙生命との融合まで含まれる壮大な役割がある」という。 つまり、神の見えざる手に触れる」ところまでゆかねばならないそうだ。

    

 

      レインボープロジェクトは、日本発の新地球人類文明

 

 94年5月、新潟県の国際大学でアスキー代表西氏の講演が行われた

 その講演録によると、BC4500年に人類文明発生し、その文明は東西に分かれて広がっていったそうだ。

 それは西に回った文明(個人主義)と東に回った(全体主義)が、永い時を経ながら21世紀に再び出会って融合し、個人主義文明と全体主義文明が最良のバランスを保つ『理想的な主義』が誕生し、人類に新しい文明の到来、夜明けを伝えるそうだ。

 そして、その東西文明出会いの地こそ黄金の国“日本”であると西氏は力説した

 

《BC4500年にエジプトで起こった文明は西方(個人主義)に流れ、ギリシャ、ローマ、フランス、ドイツ、スペイン、イギリスそして大西洋を渡りアメリカ大陸へと伝わった。一方の東方(全体主義)はインド、中国を経て日本へと伝わる。 

  つまり東西2方向に分かれ、放浪の旅に出ていた“人類文明の元”は相対化する文明として地球をグルリと一周した後、西暦2000年に再び合体する宿命にあった。

 東西文明合一の地となる日本は、あたらしい地球文明確立の聖地となる使命がある。つまり新しい地球文明の理念、方向を示すということです。