よみがえる佐川急便-佐川清伝説


佐川清筆。


 2001年の春、激烈な告発本を出版した際、会長の自宅書斎でこの字を書いてもらった。


一念を込めるように筆を走らせた会長。


切れ味のよい、迷いのない凛とした縦の直線と、少し丸みをもたせた「清」の字。


全体のバランスを考えたなかなか味わい深い字に仕上がっている。


あらためて眺めると、この「佐川清」の三文字全体が 「竜体」の姿にも見えてくるから不思議だ。


(日本列島も全体が竜体の形をしている)



 子供のころは剣道に精進したそうで、その剣さばきは「あまりに早すぎてみえない」と恐れられた。


さもありなん。 佐川の早馬が日本を救うのだ。


話はこんがらがるが、「文字」は神秘の力をもつだけに、創業者の書いた直筆を佐川美術館に展示し


てはいかがか。



さて、「佐川清伝説」もおかげ様で二ヶ月が経ちました。


そこへ、なんと二通もメッセージを頂戴しました。ありがとうございます。


しかも京都、元舞妓さん「みゅうみゅう」さんと、駅前のショットバー「スーソル」の飲み仲間からです。


誰かしらみてるんですね、


途方もない世界です我々古い世代からすれば、このネット社会は異次元の世界なので驚きの連続です。


 また「みゅうみゅうさん」のメッセージは味わい深く素晴らしいものでした。


文面から、佐川会長に対する感謝と尊敬の思いが滲んでいます。(ご紹介できないのが残念です)


・・・・うれしいですね。



 そういえば、思い出します。


ある舞妓さんの「襟かえ」の日、いつものように会長に呼ばれ岡崎の自宅に伺うとビックリ仰天!


会長の部屋に、天女のように麗しい「襟かえ」姿の姫がたたずんでおられます・・・・。


 しばらく見とれていると、会長が入ってきまして・・・「なかなか似合うな」と、ほほえむ。


 この頃の会長の部屋は、屋敷の入り口玄関右にありました。


十畳ほどの部屋には大きなテレビと簡易ベッドがひとつ。


華美な装飾とは無縁の、凛とした部屋だったのが印象に残っています。



「みゅうみゅう」さんありがとうございます。


 人の一生、走馬灯のようにといいますが、佐川清会長の思い出は尽きません。