こんにちは 桃です
目黒にある東京都庭園美術館にて
竹久夢二「生誕140年YUMEJI展」が開催
行かれた方のブログを読んで
どうしても行きたくなりました
私は三田線白金台駅から
普段使わない路線と場所に冒険気分
地下鉄から上がり
外苑西通りを7〜8分目黒駅方面へ
開館少し前に着きました
当日券と予約された方は、ほぼ同数
ゆっくり見られそうな人数です
日が決められるのが好きではないので
基本1人で行く時は当日券ですが
どこでもだいたいすぐに入れます
旧貴族朝香宮鳩彦王が内親王と住まわれた
朝香宮邸が美術館として使われています
このアールデコの建物がすごかった
国の重要文化財に指定されています
撮影OKの絵が数点あります
昭和初期「憩い(女)」
当時のモダンガール
ショートヘアにワンピース
葡萄棚の下で何かを思うお茶の時間
懐かしいようなエモいような
そんな物にとても魅力を感じます
1924年「雪の風」は「婦人グラフ」表紙
夢二は多くの雑誌
に挿絵を書いていました
100年も前の作品とは思えない
なんて素敵な女性
昭和初期
「湖畔舞奴図」
和服の女性も沢山描かれていました
うっとりと見てしまいました
1931年「立田姫」
富士山の前に
豊作の女神と言われる「立田姫」
夢二の理想の女性像だそうで
小さな顔と細い身体を包む
鮮やかな赤に魅せられます
作品はほぼ全ての部屋を使って展示
見ても見てもあります(約250点)
建物の1階はお客様をお迎えする為の
応接間や談話室、食堂があり
2階がプライベート空間
寝室やフィッティングルーム
図書室や書斎
夏に涼む為に作られた
タイル床の屋内バルコニー
どの部屋もとても素敵で
高い天井に付けられた
一部屋ごとに異なる照明がまた素晴らしい
絵を忘れて部屋に見入る瞬間が
何回かありました
鳩彦王はフランスに留学されていたので
アールデコを取り入れたそうです
ガラスやアイアンがその時代の物のままで
ヨーロッパの小さなお城のようでした
都会には意外と緑が多い
宮家の邸宅は広くて自然に囲まれた場所
虫達の鳴き声が聞こえていました
外では日差しが強くて帽子が必須でした
今日は全身黒、魔女です
建物の奥に広がる庭園
今日は暑いからまた秋に来るね
その時ゆっくり見せてね
私の日々の独り言にお付き合い下さり
ありがとうございます
今日も暑い一日
身体に気を付けてお過ごし下さい