ドイツ東部の街、ドレスデン(チェコとの国境まで約25キロ)の路地。


この街は第二次世界大戦時に連合国軍(イギリス空軍およびアメリカ空軍)から4度にもおよぶ無差別空爆(合計3900トンの爆弾が投下された)で街の約85%が破壊され、多くの人々が犠牲になった街だ。


僕はぐるぐると考えていた。
勝てば正義なのか!?
“正義”ってなんだ?


旧東ドイツだったこの街は所々カラフルでかわいくて、優しい人々で溢れていた。