タイ北部のチェンラーイ、チェンマイからゆっくり南下し、アユタヤ、バンコクと旅をして今から10日ほど前にカンボジアに入国した。


約一年前、僕はある目的の為カンボジアのシェムリアップにある孤児院を訪問した。そこではたくさんの子どもたちが学び、遊び、生活をしていた。



そして今回、僕は再び孤児院を訪れた。前回とは違う目的があったからだ。去年の洪水の事もあり、僕はどうしても子供たちの様子が気になっていたのだ。

僕は子供たちと一緒に大きな絵を描きたいと考えていた。しかし、絵の知識などほとんどない僕には協力者がどうしても必要だった。そこで友人の一人(Kazuha)にお願いする事にした。すぐに「是非やってみたい!」と云う有り難い返事が返ってきた。しかも、友人の友人(CHAZ)まで一緒に来てくれる事になった。何とも有り難い事である。


僕たちは8月23日の深夜1時すぎにシェムリアップで合流した。翌日ミーティングをして、いくらかの援助金を持って孤児院を訪問した。彼女たちは到着するとすぐに浮かんできた様々なアイデアを話し始めた。それらは僕が何時間経っても到底思いつかないようなアイデアだった。僕はこのとき一緒に来て本当によかったと心から思った。



その翌日(つまり今日)僕たちは再び孤児院を訪れた。前日の夕方、道具を買い集めて準備をしたのだ。3m×1.5mの白い布、何色かのアクリル絵の具、たくさんの筆など。

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さあ、始めよう!!彼女たちはホワイトボードを使い説明をし、僕は彼女たちのデジカメで動画や写真を撮った。そして、いよいよ実践!何を描いて良いのかわからないような素振りをみせる子供たちに「なんでも良いよ!好きに描いちゃえ!」と、一番何も考えていない男(つまり僕)がアドバイス(と言っても一応ミーティングで決めた内容)をした。

その結果がこれだ!


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只今、乾燥中(まだ未完成)
なんとも素晴らしいではないか!!



この後、一時間ほど折り紙をして明日の約束をして一日目を終えた。