「海馬 脳は疲れない (池谷裕二・糸井重里)」を読みました。
池谷さん・糸井さん天才。
異質のものを「つなげる」才能がすごい。
そのダイナミズムを感じるだけで、かなり面白い1冊です。
「脳」について。
NLP(心理学)やアロマテラピーに出会っていく中で、そのしくみや働きを
知りたくなりました。
あ、これ、好きだな。これ、いやだ。。
こういう本能的な気持ちを大切にしようって意識し始めたら、
「心はどこにあるんだろう?心臓?脳?
頭で考えていることばかりが、心じゃないしなぁ。。」
そんな疑問も湧いてきました。
(いろんな本を読んでみると、
この問は、ずーっと言われてきたベタな問いだということも知りました。。笑)
人間の本質って、変わらないということなんですね。)
この本を読んでいて、「そうだったのか!」と感じたこと。
●脳は、見たいものしか見ない
脳は自分が混乱しないようにものを見たがるという、
主観的で不自由な性質を持っています。
(これを実感するためのネタが、
本の中には、たくさん用意されています。)
わたしたちは、理不尽なこと・あやふやなことに出会うと、
次々に思い込みを重ねていくことをしています。
だから、わたしたちは、ふだんの何気ない会話でも、
知らないうちにウソを重ねていたり、
自分に都合のいいように頑固に現実を解釈しているのです。
脳の本質なので、
わたしたちが「知らないうちに。。」がポイントです。
●頑固が頭を悪くする
個性は、記憶の差(認識のパターンの組み合わせ)から生まれます。
脳の中で、ひとつ認識パターンが増えると、組み合わせは飛躍的に増えます。
逆に、ひとつ追加したために、
それしか見えなくなってしまう。。なんてこともありえます。
(脳は、自分が見たいようにしか、見ませんから。)
糸井さん曰く、
ひとつの見方にとらわれないで、たえず新しい組み合わせを探そうとすることは、
生きていく動機が増えるということ。
ものを見るときの「ゆとり・余裕・遊び」が必要。
「大人の余裕」、とっても大切だなぁ。。と感じます。
●30歳を過ぎてから、頭は良くなる
記憶には、「暗記をして覚える記憶」と「経験的に覚える記憶」があります。
脳の本質は、ものとものを結びつけて、新しい情報をつくっていくこと。
30代を過ぎる頃から、経験的に覚えた記憶というのは、
べき乗というかたちで、爆発的に、ふくれあがっていくのです。
私は本能的に、
「20代は、小難しいことは考えないで経験する時代。
経験していく中で、感覚(センス)を磨いたり、積み上げていこう」なんて、
テーマを決めていましたが、
あながち、間違いではなかったかもしれません。
ビバ!年齢を重ねるほどに、素敵な人生!
●やり始めないと、やる気は出ない
やる気を生み出す場所は、脳の「側坐核(そくざかく)」という部分にあり、
そこの神経細胞が活動すれば、やる気が出るという仕組みです。
刺激が与えらると活動する場所なので、
「やる気がない場合でも、やりはじめるのみ」。
やり始めれば、側坐核は、
自動的に興奮するので、集中力は高まります。
そうか。。とにかく取りかかることか!やってみる!